こんにちは、
ATMのいつもの操作音が音割れしているのが気になってしまったカワグチです!
ここ最近、色々と疲れてしまっていたので
リフレッシュ休暇をいただいて、デジタルデトックスをしてきました〜
後述する貸切状態だったカフェはここではありませぬが
目黒川沿いのスターバックスリザーブ ロースタリーさん。
日本初の、建築からオリジナルで手がけた店舗なんですって。
中では焙煎の実演をやっていたり、思っていた以上に見せ方が素敵で
ただのカフェというより、工場見学の気分を味わえました!
もうちょっと日数に余裕があったら、船旅とかしたかったなぁ。
(海上はそもそも電波がない)
社会に馴染むのと引き換えに
失っているものとは
歯車として仕事をしている以上は仕方ないことですが
間違わないように仕事するとか、間違いを正すとか
要望や仕様が変わったからそれに合わせて直すとか
朝から晩まで繰り返しそんなことに終始しているうちに
ゆっくりゆっくりと、自分を否定されたような気持ちに晒されて
尊厳が削られていくもので。
皮肉なことに、自分の生活に対する労働の比重が大きくなって、そこに心血を注ぐほどに
そのダメージは大きくなったりするもの。
というのは、誰が施しても同じクオリティを求められる性質の医療職だけでなく
業種業界を変えても根本は変わらないなぁとつくづく感じます。
まぁ、わたしが特にその精度が低いせいで凹むことが多いだけなのですがw
ピアノもミスタッチ多いですしねぇ。
間違わない主義で削られる自尊心
でも、「間違わない」を最善に置いてしまったら
よほど几帳面で指示待ちな人でもない限り、誰だって病むんじゃないかな。
以上はただの愚痴ですが(付き合わせてごめんなさい)
たまにそんな、稼ぐのと引き換えに
自分の創造性や自尊心を切り売りしているような気すらしてしまうものです。
ほんとこれね。
仕事している時間が長い以上、どうしても思考回路まで無難思考、間違わない主義に引っ張られがちで
お金と引き換えに、コモディティ化してしまうというか。。
限界になって何もかも失う前に、
勇気を出して休むって大事ですね。
場所の効能
という感じで弱っていたので笑、
なにもアッパーなことも創作的なこともする気が起きず
どこに旅行に行くでもなく、近場をゆっくりブラブラしていましたが
おかげで久しぶりに貸切状態の平日のカフェでゆっくり本を読むことができて
それはそれで贅沢なお休みをいただきました(^^)
ちなみに北海道は今の時期が一番観光におすすめですよ~
暑さも落ち着いてほどよく涼しいし、サーモンやイクラが一番おいしい時期です!!
場所次第で捗りが全然違う不思議
読書や勉強でも、場所によって集中できるとか、捗りが違うとか
アイデアが湧いてきやすいとか、内容が頭に入ってきやすいとか
全然違うってことってありませんか?
ただ作業できるスペースがあればいい、ってもんでもなくて
ある人にとっては、人がたくさんいた方が刺激になったり
ある人は薄暗くて静かなところが集中できたり
ある人にとっては、心地よいBGMが考えを爆速化してくれたり。
わたしは音楽家だからかわかりませんが
特に、音の心地よさがとても好きで(家のオーディオではなかなか再現できないですよねぇ)
将来、そんな拠点を自分で作れたら楽しそうだなぁと思い描いたりしています。
場所づくりの醍醐味って
一人きりではできなかったはずの新しいものが醸成されるとか
人との仲が深まるとか、体験を共有するとか
生産性が上がった、アイデアが湧いてきたとかで。
場所の科学って、ほんとに奥が深いし
そういう心地良い空間を見つけたときはすごく嬉しくなります。
はめ込む作業大変そう
だからと言って、
知らない人と肩がぶつかりそうな距離感のカウンターとか
ダイニングテーブルや会議机をただ無造作に置いただけのようなシェアラウンジで
その場にいる人を無理やり絡ませて、みんな仲良し感を強制するのは
ちょっと乱暴すぎるよなと思ったりもして
孤独でもなく、干渉するでもなく、ほどよくそこに居るを容認し合う雰囲気づくりって
それはそれで緻密な計算が必要そうですよね。
コーヒー1杯に人が集まる理由
直接売っているものは、どこでも買えるコーヒーたかが1杯なのに
しかも、スーパーで買ったり自宅で淹れたほうが明らかにコスパいいのに
あんなにカフェに並ぶほど人が集まって、どこもかしこもカフェで溢れていたり
家でも仕事できるのに、わざわざお金を払ってコワーキングスペースに行く理由は
そういうところなのでしょうね。
わたしもコーヒーは好きだけど、それでも多分さ、
みんな実はそこまでコーヒーに熱狂しているわけじゃないよね。笑
お金払って滞在するための口実でしかないというか。
まとめ:
音楽も場所づくりに欠かせない要素だよね
そんな、「場所の効能」って
芸術家や、自分と向き合うことが多い内向的人間にとっては
見過ごせないほど大きなものだよなぁと信じていますし
音楽もまた、雰囲気や気分を作るものでもあるので
人にいい影響を与えたり、生産的なことを後押しするきっかけとして
無視できないくらいの力を持っていると信じています。
ヒト・モノ・カネが集結している、東京や大都会がベストだとも思えなくて
自分の場合はどこに身を置くのがベストなのかというのと、
音楽家として、誰のどんな場づくりに役立てるのかというのを
ひたすら模索しているのでした。