こんにちは、ピアニストブロガーのカワグチです!
わたくし暑がりでして、この時期になるとサンダルを履き始めるのですが
意外と(?)サンダル履いている人を全然見かけなくて肩身が狭いです(´・_・`)笑
(サンダル寒くないの?と聞かれるのは毎年恒例w)
みんな靴下履いててえらい。
珍しくスタジオで
キャンペーンをしていた
ピアノスタジオって、キャンペーンや割引など滅多にないのですが
珍しくスタジオが割引されているという情報を耳にし、早速行ってみました!
(限りがあるゆえ、こういうときは広くご紹介ができずにごめんなさい…人)
良い商品やサービスを提供してくれているのをケチりたくはないものの、
スタジオを借りながら曲を練習する生活をしていると、どうしても
曲の上達度がスタジオを借りられる時間に比例してしまうので
安く借りられることは本当にありがたい…
結果、長時間借りることができるので、たくさん利用させていただいて
太客になっていることには変わりないのかもしれませんけどね(^O^)
スタジオを長時間借りてみた
運良く予約が空いていたので、
欲張って6時間レンタルしてみました。
わたしは持ち曲を常に複数持っていたいのと、撮影する時間も考慮して
普段からスタジオを借りる時はある程度まとまった時間利用することが多いのですが、
それでも、1日で6時間も借りることはなかなかありません。
(お金とか料金とか費用がね)
さすがに独占しすぎと、スタジオさんに怒られないか
ちょっと後ろめたさがありましたよ…笑
まぁ、他にもピアノのお部屋はあるので、大丈夫でしょう。
ピアノ尽くしの1日はとても幸せ
レンタル時間が1〜2時間だと、退出時間が気になって焦りがちで
あと20分しかないから次にこの曲を弾いて…と逆算したりで、なかなか練習に身が入らなかったりしますが
1日の半分以上の時間をスタジオに缶詰めになっていると、気持ちにも余裕が出ますし
ピアノのことしか考えなくてよいので、なんともいえない幸せな気持ちになれます…!
こんな休日の昼下がりに、嬉々として密室で一人孤独にピアノを弾いているなんて(しかも暗い曲ばかりw)
根暗極まりないなぁ( ;∀;)という考えがたまに頭をよぎりますが笑、
むしろ、レジャーに出かけたかった〜とか友達と遊びたいとかいちいち考えていたら
音楽家は務まらないかもしれませんよね。
ちなみに安いからといって、ピアノの状態や音響が劣悪というわけではなく
快適に練習に集中することができましたよ。
長時間練習すると疲れるポイント
もちろん、長時間練習すると
それなりに疲れはします。
わたしの場合は、鍵盤の重さにだんだん負けてきて指先が痛くなることが多いです。
あとは、背中が痛くなってきたり、脚がむくんできたりなどでしょうか。
ピアノを弾いている最中のほうが、なぜか姿勢が正されている気がするので
不思議と腰痛や肩こりにはそんなにならなくて、
逆に、次の日に普段使っていなそうな姿勢維持筋(っていうのですかね)が筋肉痛になっていたりしますw
座りっぱなし、腕を使いっぱなしなので
肩こりや腰痛、手首痛が出やすい方もいらっしゃるかもしれませんね。
弾く曲によって疲れる場所が変わる
あとは、弾いている曲にもよるというのもありますよね。
たとえば、オクターブのエチュード(Op.25-10)を弾いていると
手を広げっぱなしで痛くなるので、あまり連続して練習できなかったり
(コンクールでこの曲を弾いている人を見かけないのは、
そういう理由もあるのかもしれませんな)
エチュード10-1をずっと練習をしていると、左右に振られるので
目が回って視界がかすんできたり、椅子から落ちそうになりますw
あるいは、低音ばかり、高音ばかり、フォルテッシモ続きだと
耳が疲れるなどもありそうです。
ラ・カンパネラとか、頭がキンキンしてきそうでなかなか弾いてみる気になれずにいます。。
ゲシュタルト崩壊してくる
また、ずっと弾いていると
だんだん指がつっぱってきたり、頭もがわからなくなってきて
さっきまで弾けたはずのところが逆に弾けなくなってきます。
こうなってくると、無理して弾き続けたところで変なクセがついてしまいかねませんし
指にも負担をかけてしまうだけなので、他の曲を弾くか休むかしたほうがよいでしょう〜
まとめ:負荷をかける vs 気楽にやる
練習効率がいいのはどっち?
昔、通っていたピアノ教室の生徒さんの中で
同年代でダントツに一番上手で憧れていた子がいたのですが、
その子は1日に何時間も泣きながら練習した末に、プロ顔負けの美しい演奏をしているのに比べて、
カワグチは練習らしい練習と言えないような(メトロノームはレッスン以外でほぼ使わなかったw)、
毎日弾きたい曲を気が済むまで爆奏して終わり!(^O^)という大雑把&自己満スタイルだったので
(その子と)対極だよね、みたいに言われていましたw
まぁ、その時基礎を疎かにしたのは、今の演奏でモロにバレてしまっていますが。
どうなんでしょうね。
あまり疲れすぎると効率が悪くなってしまいそうなのと、
苦しみながら鞭打って、だと肝心の音楽性もなにもなくなってしまいそうな気がしますから、
時間より心地よいと思える範囲内で、が良いように個人的には思いますが
適度な負荷をかけるのも大事な気もしますし、
意外と、スポーツみたいに疲れて限界突破した先が一番力がつきやすい、みたいなのあるのでしょうか。
何時間くらいが一番効率がいいのだろう〜というのは常々考えたりしますが
なにせ、働いていると、なかなかまとまった時間が取れないので
今は弾けるときに一度にがっつり練習、という形になりがちではあります。
たまにスタジオ練習後の余韻と勢いで、締めのストピに繰り出したり。
一番理想のは、連続で6時間よりは
お昼と夜に3時間ずつ、みたいに2セットくらいに分けた方が疲れも溜まりにくくてよいかもしれませんね。
もう一つ書きたいことがあったのですが、
長くなってしまったので、今回は一旦ここまでにします!
また次回かいつかの記事で改めて続きをお届けいたします(^^)/
おまけ:集中練習したい方は
泊まれるスタジオもおすすめ!
ちなみに、時間を気にすることなく
1日中ピアノ漬けを楽しみたい、練習に集中したい方は
宿泊施設を兼ねた、泊まれるスタジオがとてもおすすめです(^^)/
次の予約の人が待っているから…と焦る必要もなく、
起きてから寝るまでずっとピアノが弾けるので、とても幸せですよ!
コンクール前の特訓にもおすすめです。
前述したように、練習時間を2セットや3セットに小分けして、
途中で食事やリラックスタイムを挟んで練習することも可能になりますね◎
上記の記事でご紹介している「泊まれるスタジオ」は
です!
よろしければこちらもご参考にどうぞ(^^)/
※深夜・早朝は音出しができない施設もあります。
※小西音楽堂さんは、基本は時間貸しで
日によっては宿泊可能な日もあるという形です