ブランクを経て復帰したピアノ弾きが
固定観念を破りながらやりたいことと向き合う過程を共有します

「いい仕事」する人が幸せになれる社会を。
「サービス」で成り立つ接客業に思うこと

こんにちは、
リモートワークのお供にピスタチオを食べ過ぎて、爪が痛いカワグチです!

たまに切れ目がうまく入っていなくて、爪をねじ込まないと開かない子がいたりしますよね。笑
かと言って、最初から全部剥いてあるピスタチオが売っていたとしても
なんだかそそられない気がしますが( ;∀;)

ステキな店員さんに
気分を上げてもらった週末

週末は香りめぐりをしてきまして。

お買い物や美容メンテをしてきたのですが
たまたま、対応してくださった店員さんがいい人ばっかりで
とても幸せな気持ちになれたのでした(^O^)

人を幸せにできる仕事ってすごい

世の中にはいろんなお仕事があり
裏方のお仕事や、対面ではなくモノを作るお仕事の方など色々ですが
とりわけ、目の前の人を幸せにできる人ってすごいなぁと思うのです。

サービス過剰な日本ゆえだと思うのですが
長年接客業やっていると、本来の「売り物」以上の要望をあれこれ言われるわ
あることないこといちゃもんつけられるわ
優しくし過ぎると依存されるわ
人のことを召使いのようにこき使ったり、見下してくるわで
わたしはすっかりすさんでイヤになってしまいましたが(笑)

だからこそ、接客業を立派に全うされておられて
人を喜ばせることができる方には、頭が上がらないものです。ほんと。

よく「お客様を笑顔にする」みたいなくさい社訓掲げてる会社もありますが
こういうのって結局は、本人の器量でしかできないことですよね。

本心か、お世辞や演技かどうかは
重要ではない

めちゃくちゃほめてくれたのも、丁寧に接してくれたのも
もしかしたら、演技やまっぴらウソのお世辞なのかもしれないし
バックヤードではグチってたり、裏の顔があるのかもしれないけれど
だとしても、それでもいいと思うのです。

あくまでそれがお仕事ですし
むしろ、それならそれで(思ってもいないのに相手を心地よくできているのが)すごいですからね。

「おもてなし」が
タダで使い捨てられる国

この国は、サービス過剰な割に
優しさや思いやりの対価が、あまりにも無視されすぎているというか
まるでタダでもらえるレジ袋のように、
当たり前についてくる(から雑に扱ってもかまわない)ものとして認識されすぎてしまっているように思っていて。

おもてなしとかホスピタリティを売り出しているお店や企業は多いですが
優しさやら笑顔って、そもそも本来の業務ではなく、プラスαのサービスであって
肝心のそれを「サービスしている」人たちには還元されていないどころか
いわゆるいい人が割を食っている感じになってしまっていることって多いですよね。

労せず稼げる人、感謝されても薄給な人
なんかおかしいよね

その反面、そういうのとは無縁の場所で
労せずお金が入ってくる人もいるわけで。

額に汗して稼げ!みたいのはもう古いのでしょうし
わたしも昔、投資にハマった時期がありましたが(とっくに損してなくなった(^O^))
「そういう社会構造だから」で片付けるには、なんかあまりにもおかしいよね。というか
人を幸せにしている人に、もっとちゃんと然るべき対価があっていいよね、と思うのですよ。

労働の価値は感謝だけではないにしても
働く本質って、誰かを幸せにしたり、生活を便利にしたりした対価のはず。
なのに、人のために「いい仕事」をしている人が薄給カツカツの生活をしていて
第一線から遠ざかっていて、今のリアルな社会の実体を知らない人のほうがむしろ
フルタイムで働く人より「対価」をたくさんもらって優雅に暮らしていることもザラで
こんな社会構造じゃそりゃ、まじめに働くのが馬鹿らしくなってしまっても無理もないですよねぇ。
(と思って無職やフリーターになったこともある人)

「いい仕事」している人に
然るべき対価を

性格的な相性もあるでしょうし、もしかすると意識せずとも
楽しくおしゃべりしているだけで、相手も楽しんでくれていることもあるかもしれないし
その逆も然りで、意図せず地雷を踏んでしまうこともあるかもしれないし
全員に好かれるのは難しいでしょう。

けど、人がしてほしいことを汲んで幸せにできる人や
相手のことをいたわって接することができる人は、
その人もちゃんと幸せになる権利があるというか。

自分のことを楽しませてくれた人や、いい気分にさせてくれた人には
欲しいもの買ってほしいし、ゆっくり休んでほしいし
おいしいもの食べてほしい。

【お金はきっかけ】投げ銭を募っている音楽家自身が、チップを贈ってみて気付いたこと。

そう思うのは、ごく自然なことなのではないでしょうか。

嫌いな人からは買いたくないよね

ちなみに、わたしは逆もあって
欲しいものがあってお店に行ったけど、店員さんが感じ悪くて
この人から買いたくないなぁと引き返してネットで買うこともありますしw
質にこだわらないものは、安く買えるところを探します。

高いお店とサービスの質が比例するわけではない気がしますが
「いい仕事」をなくならないようにするためにも
有志のサービス精神だけでやらせるという形は
そろそろ変わらなきゃいけないのかもしれませんよね。

まとめ:「いい気分」は
人が運んできてくれている

一人で楽しめる幸せもあるけれど
いい気分になれた時って、大体
人との関わりだったり、人が運んできてくれていることが多いもの。

ジャズようかん

(今回は対面での接客のお話をメインに書きましたが
対面じゃなくても、モノを通して人に喜んでもらうこともできますし
作り手の真心が込められているのが伝わるものもありますよね。)

そんな風に、気持ちのいい週末を過ごさせてもらうと
人と関わらずに、毎日PCに向かって仕事している自分を顧みて
自分はこれでいいのかなぁ…なんてふと思ったりするのでした。
(まぁ、いいのですけれどねw)

わたしは誰かを幸せにできているのかなぁ、
最後に目の前の人に喜んでもらえたのはいつだろうなぁ。ってね。

今日はそんなとりとめのない記事になってしまいましたが
人からもらった幸せを自分でとどめずに、心が温かくなるよう、
誰かの気分を上げられるように頑張りますっ(^^)/

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