こんにちは、ピアノ弾きカワグチです!
ブログを立ち上げて
演奏活動を始めて3年。
ピアノ弾きとして人と話していて
よくあるやり取りが…
いい加減、イヤになってきました(-_-)
なにを突然wと言う感じですが
何がイヤになってきたのか
あけおめをサラッと終わらせて(あっさり)
今日はそれに対する想いを書いてみます。
※もともと毒舌ではありますが
ちょっと口調強めの記事になっておりますことをご容赦願いますm(_ _)m
また、最後までお読みいただけるとわかって下さると思うのですが
特定のどなたかへの攻撃や悪口、批判ではなく
自分の思っていることであり、主に自分自身への反省です。
私はピアノレッスン生じゃない
ピアノを弾いていると自己紹介すると、よく
「ピアノを習っているんだね」とか
「今はピアノ教室に通ってないの?」
「先生をつけないの?(つけたらいいのに)」
と言われるのですが…
わたしはピアノ教室のレッスン生ではない!!
ということに、そろそろ限界までムカついてきたのですよ。
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先に言うと、趣味で楽しんでいる方とか
ピアノを習っておられる方を悪く言いたいのではありません。
あくまで今のわたし個人が望む、ピアノとの向き合い方の話で
今後も、必要になれば先生にスポットでレッスンを受けることもすると思います。
ピアノを教えておられる先生方のことも尊敬していますし
過去ご指導くださった恩師の先生方も大好きだし、感謝しています。
自分でやってますが、なにか?
だけど、わたしは今現在は先生はつけておらず、
お教室や音楽系・芸能系の団体にも属さず
自主的に曲を練習して完成させ、個人で発信しております。
家で引きこもっていたい週末もメイクして
重たい撮影機材を持って、人混み(時には雪深い山奥w)に出て
決して安くはないグランドピアノを、お金を払って弾きに行くし
お財布が厳しくなれば、若い子に怒られながら肉体労働してまかなうし
恥をしのんで自撮りして、音楽家のためになりそうな情報を集めて
本名も顔も、過去の経歴も恥も失敗も荒削りの演奏も晒して
お教室のとりまきでも、芸能事務所の後ろ盾でもない
自分のドメイン(ネット上の住所)を取ってサイトを1から自作して
自分の言葉で、どこかの誰かを敵に回すかもしれないこういう胸糞系の内容も
日付が変わるまでブログを書いて…
これは、わたしがやりたいからやっているまでですが
いつまでも「お客さん」「生徒」でいたくないから
自主的にやっていることです。
ただ自分が楽しめればいいだけの、気晴らしの趣味や
仕事のストレスを忘れるための週末の息抜きなら
そこまでしないから!!
と、悲しくなるのですよね…(T_T)
お稽古と個人発信を一緒にしてほしくない
繰り返しますが、ピアノを習っている人や
教えていらっしゃっるお教室の先生を悪く言うわけではありません。
プロのアスリートだってコーチをつけるし
先生に教えてもらうこと自体も、必要なことだと思います。
けど、自分で曲を選んで、独学で習得してレパートリーためて
この場面にはこの曲が合うかな、って足が震えながら演奏して
練習も撮影もスタジオの予約もコンテンツの更新も
義務ではなく、全てわたしの意志で続けている。
それを、お金を払って毎週用意されたお教室に出向いて教えてもらって
演奏の機会と観客を用意してもらっているレッスン生さんと
一緒にはされたくない。
肩書きや先生ってなきゃダメ?
資格仕事や、対極の属するもののないフリーランスをしていると
人はわかりやすい肩書きを聞きたがって安心する生き物だなぁとうんざりしますが
芸術活動に及んでまで「で、先生は?」「教室は行かないの?」みたいに言われると
まるで「お父さんとお母さんはどこかな~?」と、保護者を求められる子供みたいで
強烈な嫌悪感を感じるのです。
いやまぁ、何の後ろ盾もない挑戦を
たった一人でやったことない人にはわからなくて当然だし
誰かに護られてきたことしかない人には、わからなくていい。
(そして150%これを読んではいないw)
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だけど、それならいっそ
「ピアノのお教室の生徒」というカテゴリにまとめて放り込まれ
自分の足で切り拓こうとしている挑戦をなかったことにされるくらいなら、
「その程度でピアニスト?」って笑われたほうが、よほど健全な気がしてきたのです。
自分で名乗らなきゃ
認知してもらえない
結論から言うと
わたし自身の、過度な謙遜によるプレゼン力不足です。
音大も出ていないし、ミスタッチもするし、演奏も荒いし
自分の演奏技術に胸を張って自信を持てるわけではない。
実際に演奏会を開いてチケットを撒いているわけでもないので引け目があり
それらをやっているプロのピアニストさんと肩を並べてピアニストを名乗るのは
なんだか図々しくて、これまでずっとできませんでした。
だから、ピアノ愛好家とか、ピアノ弾きとか
自称です(笑)とか、自己満足ですけどね~、とか言って
ちょっと自己卑下してぼかしていました。
言う割に大したことやってないよね、と言われないように。
だけど、それだと
前述した「ピアノ習ってるんだね」と思われる。
謙遜することで
許してもらえるという甘え
遠慮と言うか、責められたくないとか
この程度で?と思われたくないとか
そんなことから逃げていたというか、
自分を低くいう事で、どこか許されたい気持ちがあったのは間違いありません。
永遠に「目指し中」「修行中」と言い逃れしておけば
今それができていなくても、アウトプットのレベルが低くても
責められることもありませんからね。
だから、「レベルが低くても許してね」という予防線を張って、
だから、その自称した通りのイメージで人から見られて、
この人は習得中の人なんだな。という風に見られたのは、当然の結果です。
わたしがそうやって自己紹介していたわけですからね(´・_・`)
聴いてほしい、演奏を提供したい。
だからピアニストを名乗ります
たしかに、お店で弾いているわけでもない。
演奏会の一つも開催したことはない。
レパートリーも大してないし、リクエストに応えることもできない。
でも、わたしは誰かに聴いてほしくて
自分の演奏で誰かの心や行動が動いてくれたらうれしいと思ってやっている。
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それができないなら中途半端にピアノを弾きたくない、と
鍵盤に触れてこなかった時期や、復帰をためらった時期も長くあります。
聴いて嗜むのでも、コレクションが好きなわけでも
みんなと仲良く足並み揃えてアンサンブルしたいわけでも比べて競いたいのでもなく
わたしはピアノを演奏してそれを人に届けたい。
だから、細々とだけど動画を上げたり、ピアノを弾ける場所を回っているわけで
別に、ピアニストさん全てが演奏会をしているわけでも音大卒なわけでもなく
YouTube動画とかだけのピアニストさんだっているわけですしね。
自分が何者であるかに
他人の承認はいらない
そこに、誰の許可も承認も資格もいらない。
元々、その後ろ盾がなくてもやってやると決めたのは自分ですし
外からの承認を待っているのでは、結局
ことあるごとに他人や世間からの意見や評判、顔色に一生コロコロ悩まされる人生が続くわけで。
だから、レッスン生でも研究生でも愛好家でもなく
言い逃れはもうやめて
演奏家、ピアニストを名乗っていこうと思うに至りましたm(_ _)m
自信がないからって、自分の守り方を間違えたというか
忖度して肩書きまで遠慮してしまったらダメということですねっ。
固定観念攻撃はどの段階でもある
そこから先、「ピアニストのくせに」が生じたとしたら
もう、そこは自分の実力不足なので補ってゆくのみですからね。
そこでもまた、留学は?とか、演奏会は?とか
どこの音大卒?とか、受賞歴とか、
「ピアニストならこうあるべき」という固定観念の洗礼を受けるでしょう。
またその時は「それだけがピアニストじゃないからね!」と全力で抵抗しますわ(^O^)
ネガティブ感情は
方向転換のサイン
ということで、誰かに怒っているとかではなく
自分が招いた結果にモヤモヤしたということでした(T_T)
補足させていただくと、
こうやってムカつくとか、何かにうんざりしたとか、疲れたとか
ネガティブな感情が出た時って単純に
自分はこうありたいわけじゃないとか、こう扱われることに違和感があるとか
そういう、自分の中からのSOSだと思っていて。
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例えば、自分だけ明らかに仕事を押し付けられているとか
聞いていない仕事ばっかりやらされてるんだけど!
みたいなのとかもそうですよね。
怒りは健全なプライド
ですので、ネガティブ感情を感じた時って
誰かに怒りをぶつけるとか、八つ当たりするとか
誰かの言動を責めるってよりは
このままじゃいけない、という
自分自身のために方向転換が必要なサインなのかなと思います。
また、イラっとするのは
それだけ自分が自信を持ってやってきたとか
そこを踏みにじられたらさすがに許せない、という
健全なプライドでもありますからね(^^)
いつかは変えなきゃいけない
自己卑下のクセ
わたしの場合は、見た目が幼く見えるのも相まって
自分を低く見積もりすぎてナメられたり
本当に実際持っているポテンシャルよりも低く扱われたりすることが多いのですよねぇ。
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というのを、ちょっと話しただけの学生さんから
「カワグチさん、自分を低く見積もるクセありますよね笑」と指摘されまして。
とりあえず的に自分を低く下げておきゃ全て許されるみたいなの、
さすがにそろそろやめていかなきゃ恥ずかしい…と気がついてきましたのよ。
(でもありがとう。。)
最後までお付き合いいただきありがとうございますっ。
いつまでも同じパターンで世渡りはできないということですね!
あ、あけましておめでとうございます(^^)/
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