ブランクを経て復帰したピアノ弾きが
固定観念を破りながらやりたいことと向き合う過程を共有します

頑張る過程って、地味で不安で孤独だよね。
わたしがブログに失敗談を晒す理由

こんにちは、ピアニストブロガーのカワグチです!
地震が多発していて怖いですねぇ。
みなさまの地域はご無事でしょうか(´・_・`)

個人的なおすすめは、プロテインを備蓄しておくと便利です。
粉なので保存もききますし、栄養価も高く、最悪水がなくてもどうにか食べることができます!

ビーレジェンド ホエイ プロテイン そんなバナナ風味 ばなな バナナ WPC ビタミン 国内製造 1kg

バナナが飽きにくくておすすめ。
わたしも胆振東部地震で停電して食料に困った時に重宝して
メーカーさんにお礼メールを送ったことがあります。(嬉しいことにお返事もくれた)

ようやく生計が安定しつつあります…!

私ごとですが、個人で事業を立てて7年目になるのですが
初めて個人事業税のお知らせが届きました。

当時は医療従事者を辞めて、資格に頼らず生きてやらぁ!と思い
(ちなみに名誉のために補足すると、免許剥奪になったわけではない)
フリーターをしたり、うまくいかなくて無職になったり、
新しい職種の下積みをしたりと、自分探しをしていた最中で
また、クラシックピアノともう一度向き合って、コンクールから帰ってきた直後でもありました。

ピアノ復帰の夢がまさか全国という形で叶って、次に何しようか。
まだ何も決まっていないけど、とりあえず的にという決意の形として
真冬の雪道を歩いて税務署に開業届を出しに行ったのが懐かしい。
(税務署が駅から遠かった)

「自分らしく生きる」過程は
月収一桁万円、貧乏生活だった

わたしは世間一般の人よりは幾分か自由気ままに生きているほうだと思いますが、
その中身は別に煌びやかなものではありませんでした。

元々、いかにたくさん稼ぐかよりも、無駄なストレスを減らすことや
自分らしくやりたいことをできる時間と余力を確保しておくことを重視していたため
稼ぎ度外視で月収一桁万円のアルバイトをしていたり、
コロナ禍に見舞われてフルタイム会社員に戻ったりもしていたので
(しかし、半年で2社辞めるという会社不適合者の再現性ぶり)
フリーのお仕事だけでもまともに生活ができるくらいになったのは、実はごく最近でして。
(所得が一定以下だと個人事業税はない = 今まで6年間はそれに満たなかった)

今も、たまたま企業さんに見立てていただいているお陰で繋げているに過ぎず
まぁ言ってしまうと、ほぼサラリーマン的な働き方に近くもあるので、
当初思い描いていた「自分の力で稼ぐ」とか
「個人で社会にインパクトを与える」ができている実感は、まだ全然ありません。

今はどちらかというと、
本業の自分が、週末ピアニストの自分のパトロンになってあげているような感覚です。

何度でも生き直して良い。
自分が納得できるまで。

それでも、何度も何度も体当たりで失敗しながら迷走してきて
よかったな、と思えることもありまして。

働き方や関係性をある程度、自分の裁量で決められるようになれたことと、
何度転んでも、別の場所でゼロから生き直すことができるとわかったのは収穫かな。と思えています。
なかなかこういうのって、自分でやって体感として刻み込まないと、腹落ちしないものですよね。

ゆかりのない三重県に行ってみたら楽しかったり↓

やりたいことをやる覚悟と代償。出稼ぎにきました!

そういう選択肢を持てたことによって、無駄に心身をすり減らすことも減りましたし、
嫌なことや理不尽な扱われ方をされた時に、それを許さずに
別の場所をサクッと探しに行って、自分を守る強さを持つこともできるようにもなりました。
(一時的に無収入になったりはしますけれどね。そのリスクも込みでということです)

つまり、苦痛や自分に不向きな状況に置かれたら、
別にそこで我慢して耐えなくていい、ということですね。
社会人最初の職場では、半年以上も理不尽なパワハラと真正面から戦っていましたから…
寿命の無駄遣いも甚だしかったと後悔していますよ。

ブログに失敗談を晒す理由

わたしはこのブログに失敗談を惜しげも無く晒しています。

それは、機械のように正しい音を再生する音楽演奏マシンじゃなくて、
完璧でもなんでもない、落ち込むことも失敗することもあるという人間臭さや、
わたしの人柄や、演奏表現に込めた背景を知ってもらいたいのはもちろんのこと、

きっと似たような境遇や心境の人がどこかにいるのではないかな、と思って
そういう人に、わたし個人の経験や心境、リアルな失敗談が
励みや勇気になればと思って書いています。

人が本当に絶望するのは
「ここしかない」と思ったとき

人が窮地に追い込まれてしまう時って
「ここしかない」と思ってしまっている時だと思います。
つまり、(本当は別の場所に行くこともできるのに)
ここ以外に逃げ場がない、他にどこにも行けるはずがない
自分のポテンシャルや未来を信じられなくなってしまう。

言葉にするとすごく軽くて簡単に聞こえてしまうのが悔しいのだけど、
本当は、その場所から逃げても、別のどこかに生きられる場所があったとしても
その可能性を信じられなくなってしまっていたり、
今の場所を手放す勇気がないとか、周りに申し訳ないとかで、それができなくなってしまうとか、
あるいは、疲れ果ててそんな選択肢を探す気力すらなくなってしまうこともあると思います。

そういう意味では、
転職したり、今いるコミュニティを自分の意思でやめたり変えることができる大人よりも
親に養ってもらって決められた学校に通っている学生さんのほうが
学区外に転校や退学ってそう簡単に自分の意思だけでできないし
自分の思うように環境を変えられず大変だよなぁと思ったりもします。
(さらに、子供の頃って、習い事でもしていないと世界がそこだけなので
親や先生の言うことが全てだと信じてしまいがちですよね)

辛いことそのものよりも、
辛い時に寄りかかれる場所がないのが問題

意外とね、辛いできごとそのものよりも、
「逃げても大丈夫だよ」と言ってくれるような受け皿が周りにないとか
周りの人は、つい「もうちょっとだけ頑張れるでしょ」とか、
「みんな辛いんだから、そのくらいで甘えるな」的なことを言って
追い討ちをかけてしまうことって多いですよね。

なじみのある場所が脅威の場所になってしまって、
だけど、親しい友達や家族にも頼れなくて
逃げることすら許されない。

大人だって寄りかかったっていいよね。本当に必要なのは「いつも笑顔」よりネガティブを許容できる器

大して行き詰まったことも命を懸けたこともない人ほど
「死ぬくらいなら何だってできただろうに!」とか軽々しく言うし、
そういう人ほど、いざ命懸けで「何だって」行動を取って生き直そうとする人に向かって
「社会人として礼儀がなってない!普通は〜」とか「もうちょっと頑張れたでしょ」
「みんなこうしてるんだから」みたいに、常識に引き戻そうとするのですよね。

本人に悪意の自覚はないのでしょうが、
死ぬことにも生き直すことにも不寛容という…苦笑

生き直す過程は孤独。
だからこそ見えない安心感が必要

「生き直す」って、言葉はきれいだけど
やっぱり勇気がいるじゃないですか。

そして、生き直す時って、それまであった環境やコミュニティや人脈に背中を向けて
たった一人で挑戦していることも多いものです。
というか、ほとんどの人が孤独じゃないでしょうか。
(「やりたいけど〜」と、なにも動いていないのにやったつもりになっている人というのは
一人で動けない人や、誰かからの承認や、タダでどこかに連れて行ってくれることを待っている人ばかりに思います)

でも、一人で頑張って動いているといっても、
そんなすぐに得たい結果が出るわけではなく、
未来を信じてじっと耐える、種まきの時期は必ずあります。

人間なので、不安や心細さに駆られる時もあるし、
今進もうとしている方向が間違っていないという安心感が欲しくなる時って必ずあるはずです。
(ない!という強者もいるでしょうが、そういう人はこのブログなんてわざわざ見ていないでしょう)

だから、逃げ道を失っている人に
人は何度でも生き直せることを、体験を持って伝えたいのです。

結論:世界のどこかで
同じ境遇や似た思いをしている方へ

わたしはそういう人に、直接手出ししたり
明確な解決策を提示するほどの力までは及びませんが
(いい人ぶっているようで、甲斐甲斐しく人のお世話をする能力は皆無でしてね)
それでも、こんな人も世界のどこかにいるよと、
見えないところでほんのちょっとだけでも、心の支えにしてもらえたらいいなと思っていて
そういう人が知りたいであろう具体的にどうしてきたかも、書ける限りリアルに書いてきたつもりです。

目の前に見えなくても、同じ空の下に
状況は違えど似たような道や同じような感情を噛み締めてきた人が、どこかにいる。
自分の手が届く世界以外に、そんな存在があることが知れるのが、ネット社会の良い面なのではないかな。

とはいえ、ただ単に「こんな失敗したさ〜(^O^)」という
笑い話として書いていることもたくさんありますけれどね!

または、そんな背景とともに音楽に浸っていただけたら
表現する身としてこれ以上嬉しいことはないなと思いながらお届けしています。

ちなみにカワグチのこれまでの失敗・挫折からの生き直し記録は
惜しげもなく残していますので
よかったら読んで励みにしてください(^^)/
→カワグチについての記事一覧

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