こんにちは、ピアニストブロガーのカワグチです!
暑いので冬ソナを聴いていたら、頭ら離れなくなりました(^O^)
ピアノでも弾いてみようかな。
以前、賃貸に電子ピアノを置く話を書きましたが
今回は、ピアノを置く置かないの次の段階、
実際に、賃貸マンションにピアノを置いてみたあとの騒音対策について
工夫できることを書いてみたいと思います!
ちゃんと防音しようとすると
ものすごい大掛かり
ちなみに、本当にがっちり防音しようと思うと
音というのは、隙間を作らないで密閉するのが大事なので
よくあるレコーディングスタジオのように、
壁に吸音材や遮音シートを全貼りする、というやり方になってきます。
こんな感じのやつですね。
(フリー素材をお借りしましたよ)
が、そうなるとかなり大掛かりで費用もかかりますし、わたしはそこまでDIYしたことはないので
もっと簡単に、少しでも振動の影響を減らせれば、という方法をご紹介しますね。
そもそも、電子ピアノであれば「音」はヘッドホンで消音できますので、
今回は特に、ピアノの打鍵から発生する「振動」について着目して
我が家の防振対策や、カワグチのこだわりもご紹介してみたいと思います(^^)/
ピアノの下に
衝撃を吸収するものを敷く
できることというと、結論から言うと
ピアノの下に、衝撃を吸収する何か敷く。というのが全てかなと。
スタンドについているゴムも衝撃吸収効果があるのでしょうが、
個人的には、柔らかいものを敷いて衝撃を広く分散させたほうが
何となく安心感があります。
じゅうたん・クッションフロアを
敷いておくと安心
ちなみにわたしはピアノ弾きなのもそうなのですが、
賃貸の家には、必ずじゅうたんを敷き詰める派です。
元々は、親から
「借りてる家に傷をつけるから敷きなさい!」と言われるがままに仕方なく敷いていたのですが
わたくし暑がりなので、夏は汗や湿気を吸収してくれますし、冬は暖かいし
床で宅トレしたりゴロゴロしたりできるので、結構快適です。
今の季節に見ると暑苦しいw
(足元ヒーターはこちらの記事で紹介しています~)
重たい家具で床が凹んだり傷ついたりするリスクも減りますし
ピアノを置くにしても、全面にじゅうたんを敷いておくと、
ラグの場所も一緒に変える、みたいなこともなく、配置を気軽に変えることもできます。
フワフワなものより弾力性のある素材がおすすめ
じゅうたんやカーペットを選ぶ際は、
ふわふわで肌触りがいいものよりも、弾力性が高くコシのある素材がおすすめ。
そのほうが、床との隙間をしっかり作ってくれて音を吸収してくれますし、
じゅうたん自体もヘタらず長持ちしてくれます。
|
ペラペラじゃなくちゃんと裏地がついていて、毛足がループ状になっているものがおすすめ。
大体は大丈夫と思いますが、ハサミでカットできると書いてあると安心です。
(とはいえ、硬いので、頑丈な布切りバサミを使った方が手が疲れにくいですよ)
デメリットは、じゅうたんは引越しの家具搬入の前に敷き終えないといけなかったり、
飲み物などこぼして汚れたり、デザインに飽きても
簡単に敷き変えることができませんし、東京の夏は本当に暑いので
クッションフロアにすればよかったと若干後悔していますが/(^o^)\
賃貸の床の色が気に入らなかったときにもいいですよね。
また、よくお子さんやペットのいるご家庭にありそうな、
パズルみたいな形のジョイントマットもありますよね。
12枚セット ふち付き ジョイントマット カーペット ラグ フロアマット タイルカーペット チェアマット パズルマット ウッドタイル クッションフロア コルク 抗ウイルス 床保護 ベビー用 住宅用 起毛 ふかふか 絨毯 防音 ダニ 臭 抗菌 マット (ブラック)
ブランド: GOKOU
敷くのが面倒だったり、そこまではちょっと…という方は
電子ピアノが床と接する部分だけでも敷いておくとよいですよ。
わたしはじゅうたんだけだと心配なのと、
下の住人さんごめん!と言う思いを込めて、両方敷いていますw
2枚敷いて効果が2倍になるのかは謎ですが。
ちなみに100均です。
余った分は冷蔵庫の下とかにも使えて便利です〜
ここまでしておけば、ゼロにはならなくとも
宅トレしたり、洗濯機を回したり、物を落としたり、子供がせわしなく歩いたりという、
いわゆる生活騒音レベルくらいにまでは食い止められるのではないかなと勝手に思っています。
(実際に検証したわけではありませんが)
余談ですが、デスクチェアのキャスターをズズズっと引きずる音なんかは
意外と響くようですね。
間に合わせ的に
ダンボールなど緩衝材も使える
今更、カーペット全敷きなんてできないよ!とか、
そんなにちょうどいい敷物が今すぐ用意できないという方は
応急措置的に、ダンボールや緩衝材も使えるかもしれません。
プチプチはすぐ潰れてしまいそうですが、薄い発泡スチロールシートみたいなやつとかですね。
ダンボールは、間に空気の層がある二重構造で、
ダンボール製の防音ルーム(!)も販売されているくらい、実は優れた防音性能を持っています。
だんぼっち 簡易組立式防音室 【ハニカムダンボール使用】遮音・吸音 配信活動や楽器演奏、レコーディングに 防音ルーム 一人用 (トール:高さ210cm)
床にただ段ボールを敷くだけでは見た目が貧乏くさいので
上からラグや布をかければよし。
ただし、ダンボールの表面はサラサラしているので滑りやすくなるのと、
あまり長く使っていると潰れてきて効果がなくなると思いますので
あくまで間に合わせとしてなら、と加えておきますね〜
自宅ピアノで気をつけるべき
振動の種類
ボコボコという打鍵音はもちろんですが、
それ以外に、何気にペダリングも多少響きますから、
脚の下だけじゃなくて、ピアノ周辺は広めにカバーしておいた方が無難かもしれませんね。
あとは、鍵盤を打鍵する指の圧だけでなく、
フォルテッシモのズドーーーンという和音なんかも、全身で体重をかけるじゃないですか。
(ラフマニノフ鐘)
または、音の大きさそのものもそうですが、
いかにも何か音楽を演奏していそうな、規則的なリズムを刻んでいる感じが
他の住人からすると気持ち悪く感じる、ということもあるかもしれません。
(たとえば、仕事に集中したいのに、愉快でリズミカルな音が聞こえてきたらイラッとしたり)
まぁこれは、スピーカーからの音漏れなどもそうですし、ピアノ演奏に限りませんけれど
ある程度柔らかいものを敷いておけば、多少は
「リズムを刻んでいる」感のある振動を和らげられるのかな、と思っています。
何が言いたいかというとつまり、自分はヘッドホンをしているので
気がつかないうちに白熱して音が大きくなっていることもあるかもしれませんし
気をつけすぎるくらいでちょうどいいのかもね、ということです!
まとめ:敷物で衝撃吸収して
ピアノの打鍵を響きにくくしよう
敷物を敷いて、ピアノの打鍵の衝撃を吸収するのは
他の部屋への騒音を防ぐだけでなく、
弾く自分自身の安心感のためにもなります(^^)/
完全防音ではありませんから、対策さえしていれば何でもあり!というわけではありませんが
周りへの配慮はピアノを弾く人のマナーだと思いますし、
せっかくピアノをお迎えしたのに、不安な気持ちでビクビクしながら弾くのは悲しいですからね。
座布団を敷いた図
(これはテーブルに載せようとして仕様をミスっただけですが)
あとは、近隣の方が留守にしやすい時間帯や
逆に、周りの方も活発に動き回っている時間帯を狙って弾くなど
他の方法と組み合わせて対策することも有効です◎
あ、それよりもこの前玄関で虫と遭遇して絶叫していたので
そっちのほうがよほど近隣の方はうるさかったでしょうが…( ;∀;)
ご参考にしていただけたら嬉しいです!