ブランクを経て復帰したピアノ弾きが
固定観念を破りながらやりたいことと向き合う過程を共有します

なぜステージカーテンは赤いのか。赤色の持つ特徴と色彩心理から考えてみた。

こんにちは、ピアノ演奏家のカワグチです!

コンサートホールや舞台ステージにある、赤いカーテン

音楽が得意な自分が活躍できる舞台であった
文化祭や合唱コンクールのポジティブな記憶のおかげか、
あの深紅のカーテンを見ると、今でもワクワクします(^^)

(逆に運動会はとても憂鬱だった)

音楽や舞台観劇が好きな方にも
同じように感じられる方は多いのではないでしょうか。
(逆に条件反射的に緊張する方もいるかもですが)

ステージカーテンはなぜ赤いのか

ところで、舞台のカーテンって
どこに行っても大体、ですよね。

映画館やライブホールなんかでは青っぽいところもありますが
いわゆる古典的な舞台やクラシックのホール、
学校の体育館ステージなんかは、赤が主流な気がします。

客席のシートも赤いところが多いですよね。
あれって、どうして赤なんでしょう?

赤に根拠があるのか、調べてみた

おそらくは文化的に統一感を持たせるためとか
歴史的背景を重んじるためというのも大きいのではないかとは思いますが…
赤であることに何か根拠があるのかなぁ?と気になったので、調べてみました!

赤い色がもたらす効能と特徴

ここからは、赤色のもつ科学的な特徴から、
なぜステージカーテンが赤いのかを、勝手に予想してみます。

※以下、わたし個人の主観的な仮説も入っておりますので
根拠は確かなものではありません

1. 暗い場所で目を慣らすため

調べていて最も納得できたのが
暗いところでも見えやすいのが、赤色の光だということでした。

赤色は暗いところでも順応しやすい

暗い場所ではたらく網膜の細胞(杆体細胞)が得意とするのが
500nm付近の、赤に相当する色域波長で
いわゆる青系の寒色よりも、赤系の暖色のほうが
急に暗いところに行っても、比較的すぐ見える色だそうです。

つまり、暗い場所でまぶしさを感じにくく目に負担がかかりにくいのが赤色で
暗いお店やトンネルなどで暖色のライトが使われているのも、理にかなっていますよね。

この写真↑見て気が付いたけど、
ピアノの鍵盤の根元にある赤いフェルトも
そういう役割なのでしょうかね?

これをコンサート会場にあてはめると
明るい外やホワイエから、暗い会場内に入ってきたお客さんを
暗いところに目を慣らしやすく(暗順応)する効果がある
というのが一番大きいのかもしれません。

反射しにくい色だからという説も

また、赤は「光の反射を比較的抑えられる」という説も目にしました。

だとすると、お客さんは余計なチラつきなくステージに集中できますし、
ステージで演じている人も、客席がまぶしいとか
座席の色が目に入って気が散ることが防げるのかもしれませんね。
(たしかに座席の色味とか気になったことない)

とはいえ、黒やグレーで真っ暗にしてしまうと、地味すぎるし
暗すぎると寝てしまうということでしょうかw

明るく目立たせたいときは
青系の寒色が映える

逆に、暗い場所でもハッキリ際立たせて見せたい時は、青系の色が用いられるそうで
いわゆる「青看」と呼ばれる道路標識や、プラネタリウムの光など寒色系が多いですよね。

これをステージ衣装に応用すると
明るさを抑えたバーやナイトクラブのような場所と、
めいっぱい照明が当たっているコンサートホールでは
映えるドレスの色や見せ方がまた違ってくるかもしれません(^^)

2. 高揚感を促すため

これは直感的にもおわかりいただけるかと思いますが、
赤は高揚感を促す色。

コンサートや観劇の気持ちの高まりを促すという
心理的な側面も少なからずあるのではないかと思います。

暖色で体感温度を上げる

ちなみに、赤は目に見える可視光線ですが、
目に見える赤色の光よりもう少しだけ波長が長い光になると
近赤外線や遠赤外線といった「赤外線」と呼ばれます。

この赤外線は、
(直接熱を与えず光の力で)ものを温める作用があり
実際に、ハロゲンヒーターやサウナやこたつ、
もうちょっと強力なものだと、レーザー治療などに応用されています。

遠くにある太陽から熱が伝わってくる原理も赤外線だったり、
人間の体からも常に微量の遠赤外線が出ているそうで
それを測っているのが、TVや広告でよく見かけるサーモグラフィーや
コロナ禍で大活躍の「非接触型体温計」です。

見た目で暖かい感じを演出

可視光には赤外線のように温める作用があるかは定かではありませんが、
赤外線にほど近い波長の赤色も「暖色」と呼ばれ、
心理的に暖かさを感じる効果があることは広く知られています。

運動したり体を温めて体温が上がると自然と気持ちが上がるように、
もしかすると体温を少しだけ上げて興奮を助長させたり
座りっぱなしで冷えやすいお客さんの体を温める効果が期待できるかもしれませんね。

結論:色の特性を知って
より効果的な演出を

ということで、
赤色の作用を調べてみた結論をまとめると

  • 暗いところに目をなじませるため
  • ステージの高揚感を助長するため

というのが、
ステージや会場に赤が好まれて使われる理由なのかな。
というのが個人的な見解です(^^)/

他にももしかすると何か理由があるのかもしれませんが
意外とシンプルな理由でしたね。

根拠を知ると
より効果的な演出ができる

調べてみると、本当にそれが根拠かどうかは置いておいて
演出をより効果的に魅せる工夫って
いろんな面からできるものなんだなぁと感心します。

憧れすぎて、部屋のカーテンも赤くして気分を上げる人w
どおりで最近暑いわけだ。

こういった特性や科学的な根拠を知っていると、
コンサートやライブ配信など、シーンや場所に応じて色を使い分けたり
お客さんの動線や心情に沿った雰囲気づくりをしやすいですね。

環境や場面を最大限に味方につけて、
より雰囲気にマッチした快適な演出をするというのも
アーティストの腕の見せ所だなぁと感じるのでした(^O^)

ではでは!

参考サイト

以下のサイト様を参考にさせていただきました。
とても面白かったので、もっと詳しく興味がある方はぜひ下記サイトさんもご覧ください♪

勉強になりました。ありがとうございました!

おまけ

一緒にステージ気分はいかがですか?(^^)/

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