ブランクを経て復帰したピアノ弾きが
固定観念を破りながらやりたいことと向き合う過程を共有します

【音に敏感】聞きたくない音まで気になる!
騒音・聴覚過敏との適度な付き合い方を考える。

こんにちは、カワグチです(^^)/

ピアニストに限らず、音楽をしている方であれば
共感していただける方も多いのではないかと勝手に思っているのですが…

わたしは小さい頃から音楽をしているので、音感はある一方で
聴覚過敏というか、ささいな雑音がすごく気になってしまうほうです。

わりと寛大なほうだとは思っているのですが
音に関しては神経質なようでして。
隣人や交通騒音などに苦情を入れたことも何度かあったりします。

別に、耳がいいとか、小さな音が聞き取れるというわけでもなくて
むしろ、言っていることは聞き取れずに、よく聞き返してしまうのですけれどねw

きっと、音がすると反射的に
意識して聞いてしまう
んですよねぇ。

田舎と音楽の親和性

今、伊勢志摩のリゾート地に
出稼ぎで滞在しているのですが

やりたいことをやる覚悟と代償。出稼ぎにきました!

お仕事がハードな以外は、
とても快適に過ごしています。

都会のような煩わしさがなく、
このまま住み着いてしまいたくなるほど。

現地の方にはよく
「(地方都市と比べたら、ここは)交通が不便でしょ。
1時間に1本しか電車ないし。」
と言われますが
短期滞在する分には、思ったより不便していません。

むしろ、わたしも電車が通っていない田舎で生まれ育ったので
1時間に1本電車が走っているだけで、十分すぎるくらいですっ。

ノイズがないという快適さ

その中で、特に感激しているのが
騒音が全くと言っていいほどないこと。

うるさくなりようがない場所

朝のカラスが暴れ回る鳴き声も
夜の暴走族のブリブリ音も
酔っ払いの叫び声も
何度も往来する救急車やパトカーの音もない。

手つかずの自然に囲まれて暮らしいていると
「都会の喧騒」という表現があるように、
都会では知らず知らずのうちに、他人の生活を背負っていたんだなぁと
改めて思ったりしています。

聴覚優位で
ものごとや情報を判断している?

わたしたち人間は、外の世界の情報を
視覚・聴覚・触覚などを頼りに判断しています。

その、それぞれの感覚が人によって
視覚・聴覚・触覚のどの感覚を主に頼りにしているか
という特性が若干異なるようでして。

もちろん、ゼロ対100ではありませんが
視覚・聴覚・触覚(感触やにおい、味など)のどこを優先的に使っているか
つまり、視覚派・聴覚派・触覚派に大きく分かれる
ようです。

→参考:代表システム(VAKモデルとは)
※引用先のサイトさんと利害関係はありません

視覚からの情報量が大きい

昨今、Instagramが大流行しているのにもわかるように
一般的には視覚情報が優位の人が多いそう。

実際に、ビジュアルからの情報は、文字だけの6万倍にも及ぶといわれますから
「百聞は一見に如かず」とも言われるように、その情報量の多さがわかりますよね。

聴覚を
学習や特技に活かす

そんな一方で「音がつい気になってしまう」という
わたしや、わたしのように音に敏感な方は
もしかすると普通の人よりも、聴覚が優位なのかもしれません。

外からの音は、遮音できない状況もありますし
なかなか集中できなかったり
必要以上にイライラしてしまうことがあったりと
聴覚過敏は時に厄介ですが…

せっかく「聞きすぎてしまう」のであれば
この特性を、一つの能力として
お仕事や勉強に上手く使えるといいですよね。

目で憶えるか、
聞いて憶えるか

例えば英語の勉強なら、
本を読むのではなく、音声教材を聞いたり、洋画を観たり
オンラインで外国の方と実際にお話ししてみたりなどでしょうか(^^)

音楽で言うと、
譜読み派と耳コピ派など。

わたしもダンスのような、動きを見て真似するアクティビティや
「見て覚えろ」系のお仕事は本当にダメダメなんですが
人の声真似は得意だったり、音を記憶するのが得意なようでして。

接客系の仕事をしていたときは
先輩の話し方やふるまいを毎日一生懸命聞いて憶えようとした結果
先輩と口調似ているよね、声までそっくりだね?!と言われたりしました/(^o^)\
(先輩からしたら、さぞ気持ち悪かったでしょう。申し訳ないw)

感覚過敏は栄養不足?

ちなみに、わたしは個人的に
栄養素の情報収集もしているのですが、
聴覚など感覚過敏の方は、ビタミンB6など
体のビタミンが不足しているという可能性もあるようですよ。

これはあくまで個人的な経験則ですが、
医療現場で働いていても、うつ病などで精神科にいらっしゃる患者さんで
光や音に過敏な方が少なくありませんでした。

聴覚過敏さんが手軽にできる
日常の対策

感覚過敏と精神疾患の関連性などを差し置いても、
過敏だから余計にイライラしてしまいやすい…という悪循環も考えると
環境要因など、対処できることは自分なりに対処して
ストレス要素を減らすことでメンタルへの影響を軽減してあげられるのが一番ですよねぇ。

活動や過集中で
消耗した栄養を補う

栄養は一度摂って終わりではなく、日々減るもの。

特に、音楽や勉強など、なにかに集中したり
体力を消耗することをしている方であれば尚更、
そうした活発な活動で栄養を消耗している可能性もあるかもしれません。

ピアノ演奏で消耗するのは体力だけじゃなかった。芸術家は心の栄養補給も忘れずに。

わたしも燃え尽きを予防するために
定期的にビタミンやミネラルのサプリを摂っています。
(というか、遠征にも欠かさず持参するサプリマニアですw)

[海外直送品] ナウフーズ B-50コンプレックス 250カプセル [並行輸入品]

なんか宣伝っぽくてあれですが
個人的には、しっかり量の摂れる海外のサプリがおすすめです。

↑は、一粒でビタミンB1やB2、B6などがそれぞれ50mgずつ入っているサプリ。
ネーミングがわかりやすいですよね!

騒音で不要な場所を避ける

騒音のある環境、人の多い時間帯や場所を避けるとか
防音設備の整ったオフィスや静かなカフェに行ってみるなども
気分が変わったりするものです◎

混雑する時間帯や曜日を避けるとか
自宅なら、BGMをかけてみるだけでも全然違ったりしますよ(^^)

贅沢をしているのともまたちょっと違って
そこに目的があって、アイデアが湧いたり、やる気や集中力が上がるのであれば
あながち無駄遣いでもないのかな、と思ったりしています。
(別に、目的のない贅沢も時には良いとは思いますが◎)

ちなみにわたしはまとまったお仕事を集中してしたい時は
ホテルのデイユースを利用したりもしています♪

音も人目も気にならず
疲れたらゴロゴロできるし、いいですよ。
(前もこんな文章を書いたような…なんでもないw)

音を減らす!
耳栓や遮音グッズ

耳栓や遮音材などもベタですが効果があったりします。

ちなみにこの耳栓↓スーパーおすすめ。

Mack’s Pillow Macks Pillow Soft シリコン耳栓 6ペア NRR22 #7 透明【正規輸入品】

よくある耳の穴にねじ込むタイプではなく、
粘土みたいな材質を伸ばして耳を覆いふさぐ、フタみたいなタイプなので
耳の中がかゆくなったり、圧迫感を感じにくく
長時間つけていても付け心地がよいですよ!

無音ではなく、適度に音は聴こえるので(音量が小さくなる感じ)
電車や人混みなど、外でも使えそうです。
(まわりの交通状況には気を付けましょうね)

遮音カーテンもおすすめ

それから、カワグチは夜道でも明るいところを…と思って
オンライン内覧で選んだ家が、幹線道路沿いで交通騒音がハンパなかったので
速攻で遮音カーテンを買いました。

ビニールのようなシートが入っているようで、
音自体は聞こえるっちゃ聞えますが、けっこう違うものですよ!

レースカーテンもカーテンも遮光にすると効果倍増。

わたしが買ったカーテンは売り切れてしまっていたのですが
隙間がなるべくない方が音が漏れにくくなるので、
片開きタイプが個人的にはおすすめです。

特に高周波成分に効果があるようでして
救急車や消防車のサイレンの、耳に響くような甲高い不快感が軽減されて
かなり気にならなくなりましたよ!

まとめ:音を聴きすぎてしまう人は
取り入れる音を選択する工夫を

最後に対策もご紹介しましたが
音に敏感な人は、結局、全ての音をそのまま受け入れてしまうと
情報が入りすぎるがゆえ、ものすごく疲れてしまったり、イライラしてしまいかねません。

自分が快適だと感じる環境を選ぶ

音や聴覚に限らずですが、
過敏すぎる自分を責めたり、騒がしい周囲が悪いのではなく
「聞きすぎてしまう」という自分の特性を知っておいて
よりストレスが少なく集中できる環境を積極的に選んでいけるとよいですよね(^^)/

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