こんにちは、カワグチです!
白玉だんごを作ろうとしたら、失敗してスライムみたいになってしまいました/(^o^)\
味は変わらないので美味しくいただきましたが、丸くするのって難しいんですねぇ。
オフィス街、日本橋に
ストリートピアノを弾きに行った
由緒正しい大企業の本社が立ち並ぶ東京中心部のオフィス街、日本橋に
アップライトのストリートピアノがあると聞いて行ってみました!
土日のオフィス街は
意外と人が少ない
東京に住んでみて気がついたのは、
意外と都心部のほうが混んでいないかも!ということ。
いやまぁ、人が多いことには変わりないですし、
ショッピングできる場所や観光地には、観光客はたくさんいるのですが…
都心は家が少ないので
地元民がそんなに多くない
北海道に住んでいた頃、たまにセミナーやイベントなどで東京に来ていた時って
大体、港区とか品川のようなオフィス街に行くことが多くて、
てっきりそれが「東京」だと思っていたのですよ。
しかし、実はそれは
「ビジネスマンがいない休日のオフィス街」でしかなくて、
実際に都心エリアって、オフィスがほとんどで家やスーパーなどが少ないので
東京都民の方々が住んでいたり休日や日常的に出かけるエリアではあまりなく
意外と、郊外のターミナル駅のほうが地元民で賑わっていて混雑している!
ということに、上京してみてはじめて気がつきました。
いわゆるドーナツ化現象というやつでしょうかね。
あとは単純に、都心は道が広かったり建物が縦に長い(階数が多い)ので
(同じだけの人がいても)ゆとりを感じる!というのもあるかもしれません(^O^)
特に、港区や千代田区・中央区のオフィス街は
土日は全然人が少なく、飲食店も土日定休日のところも多いくらい。
週末の虎ノ門ヒルズ駅
(最近は麻布台ヒルズができたので、もう少し人が多いかもしれませんが)
一等地のオフィスなのに、土日は誰も人がいないって勿体ないですよね。
ちょっとくらい間借りさせてくれないかなぁ。といつも思うのですよ。(ダメ)
つまり、人ごみを避けたいなら
かえって都心のほうが穴場かもしれないよ、ということです!
(混んでいるところももちろんあるにはありますが)
ストリートピアノのある
日本橋ダイヤビルディングに行ってみた
ストピのお話に戻りまして。
近くに用事があったので、
そのついでに、ストリートピアノのある日本橋まで歩いて行ってみることに。
最寄り駅は、オフィスビルやデパートなど、高層ビルが立ち並ぶ「日本橋駅」ですが
三越などお買い物できる場所があるような
賑わった駅前からは、少し離れたところにあるようです。
道間違えた
話が本題とそれますが、
GoogleMapで道が合っているかどうかリアルタイムに確認できるようになったのは便利な一方で、
ちょくちょく地図を見ながら歩くとスマホの電池の減りがえげつないので、
こうやって探りながら歩く時は、モバイルバッテリー必携ですね…
いつも帰り道で充電が切れそうになって、
モバイル乗車券を使っていたりすると、改札通れなくなる!ってヒヤヒヤします(;O;)
日本橋ダイヤビルディングの外観
ようやくストリートピアノのある
日本橋ダイヤビルディングに着きました!
ビルの外観はこんな感じです。
立派でホテルみたいにも見えますね!
ちょっとわかりにくいところにありますが、
向かいに郵便局(日本橋郵便局)があるのが目印でしょうか。
入り口に、ピアノあります的な看板も置いてくれています。
こういうのを入口に置いていてくれると
「ここで本当に合ってるかな…?」と不安にならず、気兼ねなく入りやすくてありがたいですね。
と、よく見ると
「入り口付近での撮影はご遠慮ください」って書いてあった…ごめんなさいいぃ
日本橋ダイヤビルディング
「まちかどピアノ」を弾いてみた
道に迷っていたら開放時間が終わる間近になってしまったので
早速、ビルの重厚なエントランスから入ってみます。
ピアノがあるのは1階。
入り口から入って左手に
ピアノのある広場?がすぐありました。
広い!素敵!
空間も広々としていて、適度な自然光が差し込んでおしゃれ。
アトリエみたいな高級感のある雰囲気がありますね。
ちょうど空いていた
というか…
土曜日なのに誰もいない!!
土曜日なので、並んでいることは覚悟して、
わたしが行けそうな時間帯だと、並んでいる間に開放時間が終わってしまうかもしれないなと
ダメもとで行ってみたので、拍子抜けしました。
もしかして開放時間外…?と疑ってしまいましたが、大丈夫そうでしたので
警備員さんの視線を遠くに感じながら入ってみることに。
(ちなみに、土曜日の開放時間は13:20まで、
日曜日は開放していません)
ピアノは希少な海外製
ジョン・ブロードウッド
ピアノは珍しい外国製のアップライトピアノ。
英国(イングランド)製の「John Broadwood & Sons(ジョン・ブロードウッド・アンド・サンズ)」という
古参メーカーのピアノだそうです。
初めて聞いたので、どんなメーカーなのか調べてみましたが、
1700年代からピアノの製造を始めた、ピアノ創始期からある
非常に歴史あるピアノメーカーだそうです!
スクエアピアノから現在のピアノの形に
改良・進化を遂げたメーカー
元々、ピアノは古くは今のような形ではなく、
ボックスの中にピアノの鍵盤が埋め込まれたような形の
「スクエアピアノ」という形が主流だったようでして、
(写真を転載すると権利うんぬんがあれなので、描いてみた)
日本に現存する最古のピアノ(シーボルトのピアノ)も、スクエアピアノの形をしています。
※シーボルトは、日本にピアノを寄贈してくれた人の名前
その後、このスクエアピアノの形から改良を重ねて
ボディの横の部分をすっきりさせて音域(オクターブ)を増やしたり、ペダルを足元の位置にしたりなど
今のピアノの形になる前身を作ったのが、このブロードウッドというメーカーらしいです!
★日本最古のピアノについては
こちら↓に調べてみた記事を書きましたのでどうぞ!
本日7月6日は「ピアノの日」らしいです!日本最古のピアノはどこから来て、今どこへ。
設置されているストリートピアノは
約100年前に製造された年季もの
こちらに置いてあるストリートピアノは、
1930年代に製造されたピアノ(!)だということを、弾きに行った後で知りましたが
状態もよく、見た目もきれいだったので
全然100年も年季が入ったように見えませんでした…!!
古いピアノって、音が鳴らない鍵盤があったりすることも珍しくないですが
そんなことも全くなく。
それだけ丁寧にお手入れされているピアノということですね。
弾いてみた感想
そんな歴史あるピアノだったとはよく知らずに
置いてあるピアノさんを弾いてみました!
誰もいないことをいいことに、演奏動画を撮ってみましたので
音質などよければ参考にしてください(^^)/
(スマホで撮ったので若干音割れしていますm(_ _)m)
現地まで歩いている様子なども入れていますので
手っ取り早く演奏だけご覧になられたい方は4:02あたりからどうぞ〜
澄んだ音質で、空間も広いので音の拡がりも心地よく
重厚な病み曲よりは軽やかな曲を弾きたくなります。
鍵盤は軽いタッチで弾きやすいですよ!
すごいどうでもいいのですが、
動画を編集していて気がついた無意識のクセで、
難しかったり練習不足で自信がない曲を弾く時は
いつもこの口の形になっているということがわかりましたよ。笑
クローズドな空間なので
周りを気にせず弾きやすい
また、ビルの展示室?の中にあるため
おそらくですが普段も一般の人の出入りはそこまで頻繁にはないと思われますので
不特定多数に聞かれるほどではなく、気兼ねなく弾きやすいです。
座る場所があるので
聴くだけでも入りやすい
周りには休むスペースもあり、
ピアノを弾かなくても、ただ休むだけとか、聴くだけのために行っても不自然ではなさそうです。
写真のようなベンチ?が3つくらい置いてありました。
(飲食は禁止とのこと)
先客の演奏者さんがいる時も、
並ぶほど人が多くない時は、ベンチに座っていれば
演奏者さんにプレッシャーを与えずに待つことができますね。
ルールが親切
それからもう一つ感じたことが、
ルールが親切!ということでした。
これはまたいずれ別の記事で書けたらと思いますが
ストピによくある問題点をちゃんと拾ってくれていて、
とはいっても、やたらとルールを細かくしすぎて、演奏する人が遠慮してしまうほど厳しいわけでもなく、
文字通り誰でも弾きやすくなる場所を作ってくれている努力を感じました。
(カワグチはまず入り口での写真撮影を遠慮しろと)
ルールを明示してくれていると
「こういうのはダメで、ここまでなら大丈夫かな」とわかりやすいので
安心して弾けるますよね。
利用ルール
写真の文字が潰れてしまったのでルールを抜粋すると、
- 演奏は10分以内
(時間は黄色い砂時計で計測してね) - 1日の演奏時間は最大20分
(10分×2回、例えば朝と夜で2回来るなど)
ということでした。
ちなみに、なぜ砂時計を使うのかというのは
他の方が見てもわかるように、ということらしいです。
いいアイデアですね。
演奏していると、目の前に大きな時計でもない限り
何分くらい経ったか確認できる手段って意外とないですし、
単純に砂時計をクルッとするという動作が楽しいですよね。(そういうの好き)
ルールの伝え方が親切で
演奏者が萎縮するような書き方ではない
個人的に感激したのが、
ルール自体はよくあるルールとさほど大きく変わりはないものの、
「〜しないでください!」を列挙するみたいな、演奏者が萎縮してしまうような威圧的な書き方ではなく、
注意書きもわかりやすく丁寧な言葉で書かれており、心遣いを感じました。
誰でも気安くピアノを弾かないでほしい、みたいなメッセージ性を感じさせず
誰でも気持ちよく使ってほしい、というのが伝わってきました。
これ作ってくれた方はきっと優しい方なんだろうなぁ。
資料も展示してある
同じ空間の中には、
ビルについての資料が展示してありました。
ピアノ側から見た図。
柱の向こう側にあるのが入り口です。
こういうの読むのけっこう好きなので笑、
社会科見学のようについ読みいってしまいました。
震災を経て
災害を想定して建てられたビル
日本橋ダイヤビルディングさんは、
東日本大震災の後、2014年に建てられたビルのようで、
震災を顧みて、免震構造や水害対策(「日本橋」という名の通り、川がすぐ近くにある)、
ライフラインが止まった状況を想定し、災害に強く安全性に配慮した構造で建てられたという背景があるそうですよ。
→日本橋ダイヤビルディング(三菱倉庫株式会社さん)の公式サイト
てっきり、オフィスビル=築古なイメージがあったので
築浅のビルだったことに驚きです。
(一応補足すると、このビルの見た目がボロかったわけではなく、
見た目が立派でも意外と築年数が経っているビルはよくあるイメージだったため)
ここで働く方々は安心してお仕事ができますね!
日本橋ダイヤビルディングへのアクセス
日本橋ダイヤビルディングさんへのアクセスは、
浅草線・銀座線・東西線の「日本橋」駅(D2出口)から歩いて5〜6分くらい。
あ、GoogleMap見なくてもエリアマップここにあったんだ…笑
対岸の出口から撮ってしまいましたが
出口に成城石井があれば合っています!
ストリートピアノの
開放時間・曜日
日本橋ダイヤビルディングのストリートピアノ
「まちかどピアノ」の開放時間は
- 平日 :7:30 〜 19:20
- 土曜日:7:30 〜 13:20
- 日祝・年末年始はお休み
だそうです!
先日、下北沢のストリートピアノが
朝8時から開いていいるという記事を書きましたが
これぞまさにストリート演奏。「下北沢タウンフロント」にストリートピアノを弾きに行ってきました!
こちらのピアノはさらに早くて、
7時半から開いているとは、上には上がいるものですね!
お近くで働くビジネスマンの方なら、
多少並んだとしても出社前に弾くことができそう。
むしろ近くなくても行けるかも。
早朝はどんな光景なのでしょうね。
エリートの方ってピアノ弾ける人が多いイメージがあるので、
強者揃いかもしれませんな。
まとめ:都心にありながら
ピアノを楽しめるゆったりした空間
わたしが行った日だけたまたまだったのかもしれませんが
とてもゆったりした空間でピアノを楽しむことができました!
人混みが苦手な方や、駅にあるストピのように不特定多数に聴かれるのに抵抗がある方にとっては
意外と穴場かもしれません◎
都心とは思えないくらい落ち着いた空間で
気に入ったのでまた来ます(^^)/
みなさまも残り少ない夏を楽しんでお過ごしくださいね!
公式サイト
ピアノ設置場所のビルおよびピアノの種類については
以下のサイトを参考にさせていただきました!
より詳しくお知りになりたい方はこちらも併せてどうぞ。
※記事内の情報は2024年9月現在の情報です。
最新かつ正確な情報は、公式サイトをご覧ください。
関連記事
日本最古のピアノ、今はどこにあると思いますか?
どこの都道府県にあるか当てた方はちょっとすごいです!
日本最古のスクエアピアノが気になる方は
こちらの記事↓に書きましたので読んでみてくださいね(^^)/
本日7月6日は「ピアノの日」らしいです!日本最古のピアノはどこから来て、今どこへ。
同じく東京のオフィス街には、
海外製のレアピアノ「ベヒシュタイン」が弾けるカフェもあります!
こちらのお店はストリートピアノではなく完全予約制(のはず)ですが
ピアノ利用込のパーティープランも相談可能。
わたくしも誕生パーティーをしてきましたよ。(実はこちら、ごはんがとてもおいしい)
日本橋とは反対側の新橋・御成門エリアにあります。
高級ピアノがオフィス街で弾ける。港区「ピアノカフェ ベヒシュタイン」さんに行ってきました!