こんにちは、ピアニストブロガーのカワグチです!
外国の方にドヤ顔で道案内した後で、
「これも教えてあげればよかったかな…ここまで行った時またわかんなくなるよね」と後悔しています(´・_・`)
大事なのは「英語で話せた!」より、正しい道を教えてあげることですよねぇ。反省。
【Newzikレビュー続編】
有料版の操作方法と体感をご紹介
だいぶ日が空いてしまいましたが!!
夏にご紹介してみました
電子楽譜アプリ「Newzik(ニュージック)」さんの、有料版の機能を試してみましたので
実際の画面をご紹介しながら操作方法などを解説してみたいと思います!
以前ご紹介した、電子楽譜アプリ「Newzik」
(無料版だけで使える機能説明)はこちら↓
Newzik無料版・有料版の
できることの違い
電子楽譜アプリ「Newzik」は、無料版だけでも
電子楽譜としての機能はおおよそ使えるのですが、
無料版だと
- 入れられる楽譜が3曲まで
(Essentialsプランにアップグレードすると、曲数の制限はなくなります) - 音声読み上げ機能・移調機能などの
醍醐味であるAI機能は使えない
という、なんとももどかしい感じではあるのですよね。
何といっても、Newzikさんの醍醐味であるAI機能が使えないので、
他の楽譜アプリとの違いもハッキリわかりにくいかもしれません。
有料版2つのプラン(Essentials/Premium)
の違い
Newzikは、無料プランのほかに、
「Essentials」と「Premium」の2つの有料プランがあります。

何が違うかというと、
「Essentials」(画像左)は、前述した通り、
入れられる楽譜の曲数だけが増える(AI機能などの機能拡張はなし)プチ有料プラン。
1000曲と、一応収録楽譜数に上限があるようですが、
まぁ、よほどのプロではなく普通の愛好家さんであれば、
1000曲あれば一生分まかなえるのではないかと(^O^)
要するに、ストレージ的に使う感じですね。
AI機能を使うには
Premiumプラン加入が必要
Newzikさんが一番強みとしているAI機能を使うためには、
「Premium」(画像右)に加入する必要があり、
Premiumには、買い切りと月額利用の2つのプランがあります。
わたくしももどかしさに耐えられなくなり、
というか、ここまで紹介しておいて無料の機能しか使ってないってどうなんだとも思い、
有料機能を試してみることにしました!
初めて使いながら
動画を撮ってみました
有料プランに加入してみて、
初めて使いながら動画撮ってみたらどうなんだろう〜と思ったら、
予想外に斜め上な感じになったので、
正直レビューも含めて、使い方をご紹介してみたいと思います!

あえて、音声起こしするにはちょっと複雑でレベル高いであろう
ショパンの幻想即興曲で試してみました!
この曲、調号も多いので
最初の譜読みすごく大変ですよね。
Newzik有料版でできること
無料でも使えるNewzikを有料版にアップグレードすると
より高度な機能がいくつか開放されます!
①プロジェクト化し、メンバーを招待
楽譜を同期して共有できる
他のNewzikユーザーのアカウントを招待して共同プロジェクト化し、
ひとつの楽譜や楽譜に書き込んだ内容などをシェア・同期することができます。
例えば、バンドメンバーやお教室ので
「ここ強く!」みたいなコメントを一人が楽譜に書くと、即同期されて
プロジェクトメンバー全員が、手元の端末でコメントを見れるようになる、という感じ。

個別にコミュニケーションしなくても一瞬で同期されますので
例えば人数分のコピー用紙を配るとかしなくてもよくてコストカットになりますし、
あの人こないだ休みだったから伝えてなかった、みたいな伝達漏れを防ぐこともできます。
ピアノのレッスンだと、楽譜を忘れたとしても
先生が同じく同期された楽譜を持っているので
前回より前に書き込みした内容を見ながらレッスンを続行することができますね。
レイヤー分け/表示非表示切り替えもできる
しかも、レイヤーを分けることができるので、
書き込みを分けたり、表示/非表示を切り替えたり、全部重ねることもでき、
生徒ごとにコメントを書き分けたり、プロジェクトごとにアレンジをちょっと変えたり、といった融通が効かせやすいのもすごいです。

公式さんの画像から。メガネが何なのか気になるが
Newzikの2大AI機能
「音声起こし」「移調」
ここまで読んで「自分はピアノソロだから関係ナイヨ!」と思った方は、
ここからが本番です。
NewzikさんのすごいAI機能
「音声起こし」と「移調」機能を解説します!

②自動再生
楽譜の音符を読み取って、
AIによって音を自動再生してくれる機能。
つまり、楽譜さえあれば、
楽譜を元にして自動演奏ができてしまうということです!
実際に複雑なクラシック曲で試してみましたので、
のちほど詳しくご紹介しますね。
③移調機能
カラオケのキーのように、
PDF楽譜を移調変換することができます!
それぞれ操作方法と、気になる精度はどうだったか。
実際に使ってみた感想を詳しく解説していきますね。
まずは変換作業が必要
まずは、音声起こしにしても移調にしても、
楽譜をAI機能で使うための(LiveScores)変換作業が必要になる、ということがわかりました。
楽譜を開くと、右上にブックマークなどのメニューがあると思うのですが、
そこに、「キラキラした音符マーク」があります↓

これ、無料版の時は
機能制限のオレンジアイコン↓がついていたのですが

有料版にすると、機能制限アイコンがなくなって解除されています◎
その音符マークから出ている「自分の楽譜を再生する」を押すと、
「AI変換作業(Livescore変換)」を開始してくれます。
AI変換作業には10〜20分くらいかかる
AI機能を使うための変換作業(LiveScore変換)は、
この音符マークを押すだけで勝手にアプリで進めてくれるので、なにも難しいことはないのですが、
注意点として、少し時間がかかります。

わたしは5分10ページの曲を試しに変換してみたのですが、
変換作業が終わるのに、大体16分くらいかかりました。
ので、一瞬でその場で使える!というよりは、
10〜20分くらいは下準備時間を見込んでおいたほうがよいかもしれません。
(端末の処理能力や通信速度などにもよるかもしれません)
LiveScore変換中も譜めくりなどは使える
変換中も、譜めくりなどの機能は普通に使えるので、
練習でもしながら待っているか、
楽譜を使う前に自宅や移動中に、事前に変換作業を済ませておくのが良いかもです◎
ちなみに、1回AI変換をしてしまえば、
次に同じ楽譜を立ち上げる時は、もう変換作業はしなくて良くなります。
また、タブレットで変換した場合は、スマホやPCなど
別の端末にも変換済みデータが同期されます!
AI自動演奏はどうだった?
音声読み上げ機能がどうだったかは、
実際の音声を聞いていただくのが一番わかりやすいかなと思いますのでお聞きくだされ。
ちなみに、音質も
電子ピアノみたいに色々変えることができます。
あと、動画で説明し忘れていましたが、
再生中は譜めくりも自動でついてきてくれます!
誤認識の原因
ちょうど出だし早々にいい例(?)がご紹介できましたが、
- 楽譜の汚れ、かすれ
- 書き込みや余計なマーク
などがあると、
読み取りの精度が落ちて誤認識の原因になってしまうようです。
余計な記号が邪魔していた
上の動画も最初から調号が効いていなそうでしたが、
おそらく、この記号↓(赤丸部分)を、
ナチュラルか何かと誤認識して、調号を帳消ししてしまっていそうな気がしました。

その証拠にというか、次の小節以降では
ちゃんと調号が効いて正しい音になってくれていました!
(ので、ネガキャンではないよ!)
と、最初からちょっと心配になりましたがw
その後はかなり忠実度が高く再生されていましたので
これは別の版などを使えば防げるかもしれませんね。
というか、このマーク気にしたことなかったや。
あとは、この楽譜ではオクターブも読み取られにくいようでした。
でもまぁ、オクターブなら楽譜見れば明らかにわかるので
つられて譜読みミスにはつながりにくいというか、
そのくらいなら別に仕方ないかな、と個人的には許容に思いました。
アクセントなども地味に反映してくれています。
たまに上記のような記号がない部分でも音飛びしているところもちらほらありましたが、
機械的な処理能力の限界なのか…原因はわからずでした。
AI変換作業中はやっぱりあまりいじらない方がいいのかなぁ…??
譜読み補助ツールとしては
十分役に立つ精度のよさ
でも、たまに間違えていたり、オクターブなど読みきれていない箇所があるにしても、
総じて8〜9割くらいは忠実に再現されているというか、
あえて複雑な曲をチョイスしてみたのに、ここまで忠実に再現してくれていることに感激しました(^O^)
いずれにせよ、人間が演奏するのと比べると抑揚のない機械的な電子音ですから
AI音声起こしを、音楽鑑賞用として使うには不向きかもしれませんが、
譜読みの補助ツールとしては全然使える!というのがわたくしの感想です。
テンポ・片手ずつの音量調整もできる
テンポや音量を調整することもできるので、

不協和音がバラバラに聴こえるまでスローモーションで再生したり、
右手を極小やOFFにして左手練習、とか、
片方ずつ音量調整して片手練習もできてしまうのが秀逸。
「耳で憶える」を最大限活用できる
「この音、本当に合ってるのかな…」と不安になった時の譜読み補助としてなら、
AI自動再生は全然使えるし、ないよりあった方が断然譜読みが捗りますし
わたしも実際に音を確かめながら譜読み、という感じでけっこう使っています。
あと、タブレットで使う前提でお話ししていましたが、
スマホ(iPhone)でもNewzikアプリが使えますので
例えば電車で移動中などでも、スマホアプリからAI再生して「聞いて憶える」を最大限活用でき、
ピアノがその場にない場面でも、隙間時間を耳コピに充てることができるのはかなり大きいのではないかなと!
幻想即興曲をAI移調してみた
音声再生機能は大体どんな感じかわかったので、
続いて、幻想即興曲をAIの力で移調してみました!
楽譜の移調方法
楽譜の移調は、画面下部の
「♯♭」アイコンから移調ができます。

移調にも変換が必要
と、これにもまた変換作業が必要になるみたいでして、
処理中の画面になりました。

移調作業もバックグラウンドで処理してくれるみたいなので、
一回閉じて譜めくりや別の操作をしていてもよいみたいですね。
ただ、1回目のAI変換作業よりは時間は短く済んで、
4〜5分くらいで終わりました。
移調したいスケールを選択
移調変換作業が終わると、
「移調データの作成中…」と表示されていた部分に楽譜が表示され、
好きな調に移調できるようになります!

元の調が「0」で、半音ごとに
上げたいときはプラス(+)、下げたいときはマイナス(ー)。
このあたりはカラオケのキーと同じような感覚ですね!
移調前後の楽譜比較
移調した前後の楽譜は、こんな感じになりました↓

下が+2(長2度)移調後の楽譜ですが、
このシャープの数は、見るだけで「うっ…」となりますね。笑
そこで。
もちろん、移調した後の楽譜もAI再生できてしまいます(^O^)
ということで、どんな感じの曲になるか、
手っ取り早く聴いてみましょうか。
最初の移調前に間違っていた調号やオクターブはそのまま移調されていますがw
ちゃんと長2度ずつ移調されたメロディーになっています!
これはすごい。
少なくとも、大量の♯を全部ひとつ一つ読むよりは、
譜読みが爆速化しそうです!!
間違えているところは
書き込んで訂正しよう
明らかに間違えている部分があった場合は、
Newzikさんの標準機能で、書き込みやスタンプの機能が備わっているので、
正しい音を訂正して書き込んだり、間違わないように印をつけるなどして対策もできます◎

【応用】アレンジ譜の調を変えることもできる
あとは、わたしの使い方としては
ヤマハ「ぷりんと楽譜」
さんなどで購入したアレンジ譜で、
「このアレンジ好きだけど、調だけが気に入らないんだよなぁ」という時とかに
サクッと好きな調に移調してしまえるのが激便利です…!
(パブリックドメインの楽譜だけでなく、購入した楽譜もNewzik入れることができます)
こちらの記事↓でも、
初心者さん向けに簡単にアレンジされたノクターン譜をご紹介していますが(ネタバレ)
初心者さんが譜読みしやすいように調を変えている楽譜を
原曲の調に起こし直して、耳で覚えるというやり方もできますね。(余計難しいかしら)
まとめ:譜読み補助ツールとしてはとても便利
AIに全部頼りきりではなく、あくまで補助ツールとして
非効率な部分は自動再生の力を借りつつ、
元の楽譜やプロの音源などと比較しながら直していく、という感じが
ちょうど良い使い方なのではないかな、と思いました!
AI全般に言えることですが、
精度的に100%完璧を期待、というよりは
「人間が1からやると手間がかかってしまう過程の負担を少なくする」のを手伝ってくれる感じですね◎
全くの譜読み0の状態から、このAI機能だけを使って、だと
間違えてつられて暗譜ミスしてしまう可能性もあるものの、
ある程度元の曲を聞いたことがあったり、弾いたことがある状態であれば
明らかに間違っている部分は判断できますし、
細かい不協和音部分の音声起こしなどにはかなり使えるのではないでしょうか。

特に、絶対音感を持っている方や、楽譜を読むのが苦手で音で覚える派の方は
かなり譜読みが爆速化しそうです!
AI音声再生&移調
Newzikのダウンロードはこちら
ご紹介させていただいた
楽譜アプリ「Newzik」のインストールは、こちら↓から行っていただけます!

ユーザー登録や、AI機能なしなら無料でも使用可能。
→ 無料で使える機能は前回の紹介記事をみてね
※残念ながら公式サイトの情報によるとAndroidは非対応みたいです(T_T)
AI機能が使える有料プラン
今回ご紹介したAI機能(音声起こし・移調)が使える「Premiumプラン」は
- サブスク(年間8,000円)
- 買い切り(25,000円)
の2パターンがあり、
サブスクプランは7日間は無料でトライアルできます!
(2025年12月現在)

※左の「Essentials」は、AI機能が試せないのでお間違いなく
年間8000円だと、1ヶ月あたり700円しないくらいですね。
楽譜を読む機会がたくさんある方にとっては、耳コピできて時短になることを考えると
そこまですごい負担、というほどではないのではないかな、と思いました。
(1時間でも時短になれば、元が取れちゃいそう)
実際に音楽活動をされておられる方が開発に携わったらしく、
さすが、音楽家の「これあったらいいな」をわかってらっしゃる素晴らしい機能だなと感激しました。
譜読み補助にも、移調して曲の表情を変えるにも
より一層音楽活動が楽しくなりますね!
みなさまもぜひ実際に使って楽しんでみてください(^^)/
※記載内容は2025年12月現在の内容です。
ご紹介したプランのほかに、大手利用者様向けにエンプラプラン(Ensemble:ネーミングが素敵ですね!)もあるそうです。
※本記事は外部サービスのPRを含んでおります。
記事の内容以外の機能詳細や遷移先でのご不明点・トラブルに関しましては、公式サイトさまにお問い合わせ願いますm(_ _)m
→ PR記事執筆・お仕事依頼はこちら
この記事をシェアする
記事のシェア・ご紹介はご自由にどうぞ◎
(2 いいね)





