今のスマホって、画質がめちゃくちゃ良いし、
動画を撮っても音がきれい。
ですが、スマホでビデオ録画すると、
画質は良いものの、あっという間に保存容量が足りなくなることに気が付いて
ビデオ録画機能付きの録音機を買いました!
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/03/beauty_1584289649614-scaled-e1584710301383-252x300.jpg)
ZOOM Q2nという、手のひらサイズの
ビデオ付きの録音機です。
(ちなみに今話題のビデオ通話ツールのZOOMとは関係ない、別の会社のようです。)
現在は販売終了しています
※2021年現在、上記↑のZOOM Q2nは販売終了しています
→ZOOM社さんの他の録音機材はこちら
画質はそこそこでいいから、良い音で録りたい
わたしの場合、演奏を撮影するので、
音質優先でそこまで精巧な画質は要らなかったので、4Kなどの高画質にはあまり惹かれず
録画ファイルと本体自体のサイズ、価格が少しでもコンパクトなほうが嬉しかったので
あえて数年前のモデルを買いました◎
画面越しに指の動きを見てレッスンや講評を受けるわけでもないし、
演奏中の顔を高精細で見せる必要もないだろうし、
弾いてるのさえ伝わればいいかな、と。
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/04/img_8618-scaled-e1587469638205.jpg)
ちょうど、手持ちのがま口ポーチにぴったり入るんですよ。
めんこい。
ZOOM Q2nとは
ビデオカメラとかも展開していますが、
今回買ったZOOM Q2nは、サイトの説明を見る限りは、録音音質に力を入れており
ビデオ機能はサブという印象。
「ミュージシャンのためのカメラ」というキャッリコピーのもと、
主に、音楽やライブの録音を想定して販売されているようです。
→ZOOMさんのサイト。かっこいい!!
音楽用録音機ならではのメリット
置きやすくて撮りやすい
普通の会議用ボイスレコーダーや、スマホに付随されている録音機と違って
音楽演奏の録音を想定して作られているので
使い勝手がとてもよいです。
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/03/9ab2f809-73f6-4781-81c9-47361034210d-1024x1024.jpg)
見た目の通り自立するので、手に持たず置いたまま演奏を自撮りできますし
底面にネジ穴があるので、写真のように市販の三脚もハマります!
たまたま最近買った三脚があったのではめてみたらピッタリはまったので、
おそらくですが一般的なネジ式の三脚は大体合うのではないかなと思います。
これは撮る側も疲れないし、不安定なところに置いて途中で転んだりもしない。
色んなシチュエーションで撮影ができるのはもちろん、
見る側としても、画面が揺れて酔うことがなくていいですよね。
ゲインの調整ができる
わたしはもっぱらピアノソロの録音を想定していますが、
ライブなどの撮影にも使えます。
ライブ映像を残したり、PVのような動画を作ったり、
ボイススクールなどの録画配信や動画撮影などにも使えますし
色んなシーンで使えそうですね。
で、ライブのような爆音環境でも、
ゲインを調整して音が割れるのを防ぐことができるようです。
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/03/img_8556-1024x846.jpg)
横のツマミで録音の音量レベルを調整します。
1が小さめに録音(=爆音の環境での録音)
10がクローズアップした録音(小さな音も拾いたい、全体的に音が小さいなど)で
わたしはピアノソロの録音のときは5あたりにしています。
元々録音音質が良いので音は割れにくいと思いますが、
ダイヤル一つで調整できるのでラクですね。
USB端子やHDMIなど外部出力も充実
ちなみに写真をご覧の通り、
HDMI出力やUSBケーブル接続もできます。
裏側にはマイクとヘッドホン出力もあるので
例えばパソコンとつないで、WEBカメラ代わりにして使うこともできます。
【ZOOMとZOOMをつないでみた】録音機ZOOMをPCに接続して、オンラインZOOMミーティングのマイクとして使ってみた
パソコン内蔵のカメラだと画質がいまいちとか、
映す角度を調整したいとか(リモートワークだと尚更映る場所重要ですよね)
なにかと融通をきかせるためにZOOMを外部接続してテレビ会議もありですね。
ZOOMでZOOM会議するとか、ちょっと楽しそう。笑
音が滑らか
実際に撮ってみると、音割れも一切なく
音がとても滑らかでした!!
先ほど書いたゲイン調節もありますし、
音質はライブや練習室など、シーン設定もできますので
撮影音質が気になったら色々いじってみるのもありです。
画角が広くて置く場所を選ばない
画質も、PCで見ても特別画質が荒いとか動きがカクカクしていることも全くなく
少なくとも演奏動画を撮る分には十分すぎる画質。
他のサイトさんのレビューにも書かれていますが
何より、画角が広いのがとても良いんです。
ちょっとアングルが違うので参考になるかわかりませんが
スマホで撮影した動画(右)と、ZOOMで撮影した動画(右)の比較↓
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/04/画質比較.jpg)
ちなみにスマホはiPhoneXRです。
ZOOMで撮った画像は端が少し丸く歪んでいますが
ピアノソロの撮影なので、まったく問題なし。
複数人で演奏するバンドや、
ダンスなど動きのあるパフォーマンスも撮れますね!
そして、何気にカメラを置く場所って限られるじゃないですか。
「ここにしか置けない!」って場所でも、向きを若干調節すれば
撮影範囲の中に収まってくれるのはすごく便利。
逆にあんまり広範囲を映したくない時は、
撮影範囲を狭くするように設定もできます。
デメリット
電池寿命が短い
デメリットは電池の持ちが短いこと。
単3電池 ×2本で動きますが、1時間ほどの撮影が限界です。
ちなみに電池寿命を越えて録音をしているとプツっと切れますが、
電池が切れる手前の部分までは記録されました。
1時間以上撮りっぱなしにすることはそんなにないかもしれませんが
長時間撮影したいときは、電池をたくさん持参するか、
充電して再利用できる電池があると良さそうです。
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↑こういうやつあると安心かもしれませんね。
電池って、どれが使用済みでどれが未使用だったか、すぐわかんなくなるし。
ちなみに上位版の4Kバージョンは、
バッテリーをくっつけて寿命を長くすることができるようです。
別売のSDカードが高い
この機器自体のデメリットじゃないんですが
データ保存にはmicroSDカードを買う必要があります。
USBと同じ1000円くらいかなぁと思って電気屋さんに買いに行ったら、
micro SDカードって高いのね…!!
しかも、色々種類がありすぎて、どれ買ったらいいかわからずかなり迷いました。
製品の取説と一緒に、対応のSDカードの表が入っているので
それを持って行くと確実かもしれません。
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/03/img_8502-768x1024.jpg)
容量はどのくらいにしたらいい?
せっかくなら最高容量の128GBを買おうと思っていたけど、
あまりの値段に驚いて32GBにしました…
それでも5000円くらい。
ちなみに、わたしの撮影したピアノソロの練習動画は
5分撮影して1GB、18分撮影して3GBだったので
32GBで足りるか、心配だったら64GBでもいいかな、というくらいでしょうか。
(4Kの上位版で撮影するのであれば、もう少し容量があっても良いかもしれませんね)
32GBでも、電池寿命を使い切るくらいの録画であれば事足りるでしょう。
電池交換のタイミングで、ハードディスクにデータを移して
フォーマットしてしまえばOKかなと。
追記:32GBで約2.5時間録音できるよう
ZOOMの待機画面に、SDカードの録音可能残時間が出るのですが
32GBのデータをフォーマットしたSDカードを入れたところ、
録音可能時間はおよそ2時間半でした。
録音可能時間は動画のサイズ(解像度)やSDカードのメーカーにもよると思いますが
2時間ちょいあれば電池2回分あるし、90分のライブとかでもおそらく足りるでしょうし
用途にもよりますが、十分じゃないかな。
長い録音データは分割される
ちなみに、録音時間が長いデータファイルは途中で自動的に分割されます。
(ボタンを押し直したりなどの操作は不要)
分割されたファイルは、動画編集ソフトで繋げれば
つなぎ目の違和感はありませんでした。
マイクロSDカードは電池と同じところにセット
電池とマイクロSDカードは
底面のフタを開けてセットします。
![](https://key.mondbrand.net/wp-content/uploads/2020/03/img_8555-scaled-e1585653535948.jpg)
日本語の説明書もありますし
ボタンやパーツなどは、直感的にわかりやすくて
海外製とはいえ、特に困ることなくすぐに使えました!
演奏家のことを考えた
使いやすい録音機
総評としては、買ってよかったです!
小さいので持ち運びも便利だし、
スマホの容量を動画で圧迫することもなくなりました。
まぁ、スマホのデータをこまめに消せばいいんでしょうけど
スマホのデータフォルダから探すよりも、整理整頓できていいです。
「得意分野の機器を買う」に原点回帰
ここ数年、写真も撮れて録音もできて、メモもできる
スマホで色んな機能をすませていて、
持ち歩く荷物が減ったし、スマホで何でも記録を見返せてよかったのですが
データがだんだん蓄積されてきて容量がいっぱいになり
スマホの中がぐちゃぐちゃになってきて、過去のデータを探しにくくなってきて
一周回って「必要な機能は必要な機器に持たせるのが一番」に戻ってきました。
ZOOMについての詳しい情報
もっと他の製品を知りたい、気になるという方は
販売サイトも見てみてくださいね。
※2021年現在、上記↑のZOOM Q2nは販売終了しています
→ZOOM社さん録音機材一覧はこちら
スマホにつなぐ形や、録音機のみのものも充実していて
録音に特化した外部接続をお探しの方は面白いと思います。
なにより、機材を買ったんだから
撮影できるように練習頑張ろう!!と気持ちもやる気になりました(^^)/
追記:録音した演奏曲も公開しました!
録音した演奏曲もぼちぼち公開しはじめました!
よかったら聴きに来てくださいね♡
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