ブランクを経て復帰したピアノ弾きが
固定観念を破りながらやりたいことと向き合う過程を共有します

録音するとうまく弾けない!
いい音を出すために、意識を向けるべきところとは。

こんにちは、ピアノ弾きのカワグチです!

カワグチは火が苦手なのですが
最近の若者のアロマブームに便乗して
アロマキャンドルに挑戦してみましたっ。

万が一燃え移ったらすぐ通報できるように
スマホを近くにスタンバイして、恐る恐るチャッカマンで点火。
(そこまでしてやるかw)

いざやってみると、灯る火に癒されて、いいものですね。

ちなみに↑はZARA HOMEで買いました(^O^)
色んなタイプがあって、見始めると面白いですよ!
火が苦手なのに、なんでスティックを浸すタイプのフレグランス買わなかったんだろうw

カメラを意識すると
良い音が出ない?!

演奏録音を始めてからというもの
なかなかうまくいかず困ったのが
カメラを回すとうまく弾けない、ということ。

うまく弾けないのを椅子の高さのせいにしている図

元々、演奏会に出るなどのゴールがあるわけでもなく
限られた時間で自主的に弾いていることもありますので、
演奏の完成度があまり高くない、という前提をもって
ノーミス完奏にはこだわらないようにしていました。

1曲フル録音をやめました!~ノーミスで完奏することよりも大事なこと~

カメラを意識すると
堅苦しい音になってしまう理由

ですが、それにしても
カメラを回すと、なんか堅苦しい音になる。

で、カメラを止めたり
どうせこの音源もう使えないから、と
開き直って弾いていると、良い音が出たりするんですよ。

今の録音しておきたかったぁぁ!ということもよくあるのですが
たぶん、それは結果論というか
撮られている意識がなかったからこそ出た音なんだろうなとも思ったりするのです。

ということで、
どうして録音となると途端に
こんなにうまく弾けないものなのか、考えてみました。

どこに音を飛ばすか、という意識

話は逸れますが、
以前の記事にもちらっと書いたことがあるのですが
なぜか、20代後半くらいから急に
苦手だったカラオケが得意になったことがありまして。

子供時代、一人で歌うのを断固拒否したエピソード↓

演奏には本性と性格が出る。ピアノの先生は全てお見通しだった!

それまではというと
音感はあるので音痴ではなかったものの
どうしても、朗読している風になってしまう。
マイクに声が乗らない。

正しく歌おうとして
抑揚のない朗読になっていた

それまでの歌い方は
一生懸命歌詞を読もうとして
一生懸命正しい音程をなぞろうとして
結果、歌うのが下手というよりは、曲の抑揚が全くなくて
つまんない歌にしかならなかったのですよねぇ。

頭の中ではフォルテやクレッシェンドを意識してはいたものの
歌が得意な方ならお分かりかと思うのですが、
盛り上がりどころって、ただでかい音量で歌えばいいわけでもないじゃないですか。

なので、自分の番が回ってくるたびに
盛り上がるべきカラオケの場がしらけるのが憂鬱でした(T_T)

場がしらけているから、大きい声を無理やり出そうとして必死になるカワグチと
何やら必死に歌っているのを察して、聴いてあげなきゃという気遣いで緊迫した空気になる周りの人たち。笑

上手な子の声の出し方を真似た

それがある時、同僚にカラオケが上手な子がいて
しかも、彼女は普段はおとなしい子だったので、
「あの子はどこからあんないい声を出しているんだろう?」と
うらやましいのと、ギャップが不思議でならなかったのです。

それで、自分なりに真似してみたり研究したり
ストレス解消で感情のままに一人カラオケに通い詰めた結果
いつの間にか、声に感情を乗せて、抑揚をつけて歌うコツをつかんでいました。笑

どこに音を飛ばすか、という意識

話は戻り、
録音している時に限ってうまく弾けない、良い音を出せないのは
このカラオケの例と似ているのかなぁと思ったりするのです。

録音機を回した途端に、
録音機に意識が向きすぎてしまっている
のかなぁと。

よく考えてみると、わたしの場合は
録音機なしで弾いている時って、
その空間にこだまする音を聴いていて
空気や、そこに居る人の心を振動させることに意識がいっているのですが…

録音となるとつい、
録音機に音を送り込もう!録音機に音を拾ってもらわなきゃ!
音を残すんだから、間違わないようにしなきゃ!
という意識になってしまっているよなぁ。
ということに気が付いたのです。

これじゃあ、間違えずに正しい曲が弾けたとしても(弾けてないけど)
良い音とは程遠くなってしまいますよね。

解決策は
撮っている感を紛らわすことか

解決策は「意識しない」ことなのでしょうが…

とはいえ、今現在意識しすぎてしまっているものを
「意識しない」ことほど、難しいことってないですよねぇ。

録音していることから気を逸らす
録り方に工夫を

となると、対策としては
録音しているのを意識しないような録り方をすることでしょうか。

例えば、マイクを見えないところに配置するとか
ピアノの音が出てくる弦に近い場所に配置するとか
(弦の中を触るのはやめましょうね)
あるいは、音を聴いている自分にピンマイクをつけるとかでしょうか…
(それはそれで服の音や鼻息が入るかしら)

録りっぱなしで
録音している感を薄める

または、電池の消耗や後からの編集は若干面倒ですが
ずっと録りっぱなしというのも、録音している意識が薄れてありかもしれませんね。

ちなみにわたしは
良いの録れた!!と思って録音を止めようとしたら
録音スタートしていなかった/(^o^)\ということがあるので
録り忘れ防止にも良いかもしれませんw

まぁ、録りっぱなしもそれはそれで
電池が切れていて、途中から撮れてなかったとか
レコーディング終わったのに止めるの忘れてたということもあるかもしれないか。

自動で録音開始してくれる
録音機もある

または、性能の良い録音機だと
音を感知して自動で録音を開始してくれる(VOR)というものもあるようです。

TASCAM タスカム – USB オーディオインターフェース搭載 ステレオ リニアPCMレコーダー DR-05X

録音開始ボタンを押すから身構えてしまうわけで、これは便利な機能ですね。
失敗したら消せばいいだけですし。

余談ですが、自動で録音を開始する機能は
演奏よりも、浮気調査とかパワハラの証拠とかのために
会話をこっそり録音するほうが需要あるみたいですな。
そういえば昔、パワハラされていた時にICレコーダーのパンフレット集めたなぁ。

ここしばらく動画撮影はiPad1台に任せっきりですが、
そろそろ性能の良い録音機を買うべきなのかなぁ。

まとめ:
自然に近い状態で弾けるのがベスト

「ピアノを弾くこと」自体より
録音していることに意識が行ってしまっていい演奏ができないのは
ちょっと勿体ないですよね。

「今から録る」と思ってしまうからこそ身構えるもので
今から録るというのを、なるべくわからなくしてしまった方が良いのかなぁと思ったりします(^O^)

演奏は
人に聴いてもらうことありき

あとは、さりげなく人に撮ってもらうのも良いのかもしれません◎
(今から録るよ、とかじゃなくてね)

機械に聴かせようとするよりは
「人に聴いてもらう」という方に意識が向くほうが
演奏の本来あるべき形としては、よっぽど自然ですからね!

本番に弱いとか、人前で弾くのが苦手な人も
もしかすると何か応用できるヒントがあるでしょうか。

なるべく自然な形で
ベストな状態の演奏を残しておけるといいですよね(^^)/

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