先日、家に帰ってきたら
ポストに見慣れない紙が。
またチラシか…と思って見ると
ゴミ出しカレンダーと一緒に
「電池の捨て方ガイド」が投函されていましたっ!
これこれ!!
知りたかったの!
ポスターも見やすくてかわいい。
まさに保存版。
ありがとう、自治体さん!
意外と困る
録音機に使った電池の処分
録音機を使っていると大量に発生するのが
電池。
カメラや録音機も、最近は充電式が増えつつも
電池式(主にアルカリ乾電池)のものも根強く残っていて
わたしも、サクッとどこでも調達できる電池式を気に入って使っています。
持ち運びしやすく
どこでも手に入る
充電式と違って、電池式のカメラや録音機のいいところは
出先で充電器を忘れて「本体はあるのに使えない!」とか、
「充電器をコンビニで買って高くついた…」いうこともないし
もし電池を忘れてきたり、使い切ってしまっても
コンビニや100円ショップなど、どこでも調達しやすいところ。
飛行機にも持ち込みやすい
アルカリ乾電池であれば、
飛行機にも預入・機内持込ともに問題なく持ち込めますし
そんなに場所も取らないので、小回りがきくのですよね。
わたしはあまり行きませんが
海外でも、電圧だとかプラグの形だとか気にせず使うことができますし。
どこでも手に入るけど
ゴミが大量に出る
しかし、いかんせん
ゴミが大量に出る。
私の使っているZOOMちゃんは
性能こそ満足していますが、
1時間で単3電池×2本を消耗するので、実はけっこう燃費が悪いです。
演奏録音用ビデオカメラ「ZOOM Q2n」を買いました!
数時間スタジオを借りて録音すると、
それだけで大量の電池がゴミとして出ます。
(しかも電池って、場所は取らないけどけっこう重たい)
メーカーによって質がピンキリ
しかも、色んな電池を買って気が付いたのですが
メーカーによって電池の持ちってピンキリなんですね。
某プライベートブランドの電池なんか、15分くらいしか持たなかったり。
1曲録ったら、もう電池切れサインが出るの!
なにこれ、せこい!と思って、そのお店には買い物に行かないようになりましたっ(怒)
という失敗経験も経て(笑)
最近は楽天さんのお買い物マラソンの時に買いだめしています(^O^)
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安いですが、品質は問題なく使えるので、
通販で備蓄しておくのは意外とおすすめ。
特に単3電池って、懐中電灯などの停電時の非常用電源にもなりますしね。
メール便で薄型の箱に入れて届けてくれるので
箱ごと隙間に収納できて、保管にも便利なのも何気にうれしいのですっ。
大量の電池を処分すべく
チラシ通り処理してみた
と、電池の買い方に脱線してしまいましたが
電池の捨て方の話に戻りますっ。
捨てられない電池が大量にたまっていた
またどうせたくさん発生するし…と思って
棄てるタイミング失ってしまった電池が、こんな量になっていました。
コンビニ袋くらいのサイズですが、
これだけでも軽く2キロくらいはありそうなずっしり感。
ということで、ちょうどよく案内が届いたタイミングで
捨てよう捨てようと思ってたまった電池を捨てるべく、
素直に「電池の出し方まるわかりガイド」に
まるごと従って処分してみることにしました(^^)/
※本記事でご紹介する処分方法は、北海道札幌市の場合の例です。
詳しい廃棄方法や収集日は、それぞれの自治体に従ってくださいね。
使用済み乾電池の
安全な捨て方
電池って、他のごみと一緒にふつうに出すとまずい
「有害ごみ」というのだけはなんとなく知っているものの
具体的に、どのようにして出せば安全なのかは、よくわかっていませんでした。
だから出せずに溜めてしまったというのも一つの言い訳w
ということで、ガイドをよく読んでみます。
なになに。
電池の電極を絶縁する
共通のポイント。
電極をセロハンテープなどで絶縁…
そっか。
たしかに、なにかの拍子で通電して
ビリビリきたら危ないですもんね。
よし。早速…
この電池たちに、セロハンテープ……
…めんどくさぁぁい(T_T)
電池にセロハンテープを貼ってみた
セロテープも相当要るのでは…
メルカリ用のテープで足りるかなぁ。
と思いつつ、
ここは「まるわかりガイド」に従って、
素直に電極にペタペタセロハンテープを貼ってみます。
プラス端子とマイナス端子の部分をセロハンテープで覆って、
間違って通電しないようにします。
(ビニールテープとかでもよいと思います)
セロテープと電池の相性がいいのか、テープの粘着がよくくっつくので
順調にできそうです。
地味に指が痛くなる
しかし、仕事でもよくテープを切る作業があるのですが
これ、ずっとやってると指の皮膚が粘着面に引っ張られて
地味に痛いんですよねぇ。
テープ切るの大変だから、
丸いシールとかないかな。と思って貼ってみたものの…
なんか微妙に不安なので、1本だけ貼って却下。
ふぅ。だいぶ慣れてきたかな。
と思って途中経過を見てみると…
まだこんなにあるーぅううっ!(絶望)
(左が終わった電池、右が未処理の電池)
始めは何本あるか数えてみよう!と意気込みましたが
3本目くらいで諦めました(笑)
これ、みんなほんとにやってるのかなぁ。
こんなちゃんとやってるの、自分だけなんじゃないかっ。
と、時折ブラックカワグチになりながら、
そっか、別に1本ずつやらなくても、まとめてテープ貼っちゃえばいいのか!
と、効率アップすべく試行錯誤を繰り返します。
真ん中の電池が出てきそうなので
結果、2本ずつまとめて貼るのが一番良いというやり方に落ち着き、
無事にすべての電池にセロテープを貼り終えました\(^o^)/
乾電池廃棄に必要な下処理は
「テープで絶縁」だけだった
先の「まるわかりガイド」によると
アルカリ乾電池の場合は、下処理はこの「絶縁」だけでよさそう。
テープなどで絶縁して
→ 所定の袋に入れてゴミに出す
これだけと思うと、難しいと思っていた電池のごみも
意外と簡単に出せることがわかりました!
ちなみに札幌市の場合ですが
透明または半透明の袋に入れて
所定の日に出せば、無料で出せるようです。
他の地域もテープで絶縁しておくとよい
おそらくですが、他の地域の自治体さんでも
「テープで絶縁」は安全のためにも必要なのではないかと思います(^^)
ご参考までに、東京都渋谷区のサイトさんもご紹介します。
こちらも、セロハンテープで絶縁してくださいと書いてありました。
→渋谷区の電池の出し方ページ
電池廃棄の注意
絶縁のほかに、
電池を廃棄する際の注意点としては
- 他のごみと一緒にしない
(別々の袋に入れて出す) - 電池にくっついている白い粉は触らない
(体に有害な成分です) - アルカリ乾電池以外(ボタン電池、充電式電池など)は
ごみに出せないものもあるので注意
などでしょうかね。
電池についている粉は触らない
ちなみに、古い電池にたまに付着している白い粉は
電池の成分が漏れ出たもので、体に有害なので
素手で触るべきではないです。
皮膚につくと、ただれたり「化学やけど」を起こしてしまう危険性がありますので
間違って触ってしまった場合は、手など触れた個所を水でよく洗うことをおすすめします。
わたしもカビだと思って手でこすり取ろうとしてしまったことがあり
調べてみてビックリしました(^^;
絶縁処理の際に触ってしまわないか心配な方は、
ゴム手袋をして作業するのがおすすめです。
充電式電池は
ごみ捨て場に出せない
ちなみに、今回処分する電池は
アルカリ乾電池(一次電池)だけでしたが、
他の電池はどうなのかな?と思って、ついでにちらっと見てみると
充電式の電池は、ごみ捨て場に出せないようです。
見た目が乾電池状のものでも、充電式の電池(二次電池)はNGで
スマホや携帯電話、ゲーム機についている充電式電池やモバイルバッテリーも含め
ごみ捨て場ではなく、回収拠点に出す必要があるようです。
ごみ収集車の車両火災を防ぐためだそうですね。
コイン電池とボタン電池も、似ていますが
出し方が全然違うんですね。
二次電池の回収拠点検索
充電式電池の回収拠点は、
下記のサイトから地域別に検索することができます。
→一般社団法人 JBRC(小型二次電池再資源化センター)協力店検索
主に、ホームセンターや量販店さんなどが加盟されているようです。
回収ボックスが設置されているか、お店の人に預けるかは各々の店舗によりますので、
お近くのお店に回収ボックスがあるか見てみるとよいでしょう。
まとめ:
用途に合った電池を選ぼう
絶縁処理して捨てる、
回収拠点に持っていくなど
正しい捨て方を知っていれば、電池の処分方法はそう難しくないことがわかりました◎
これで、電池の処分も怖くないっ。
「電池の捨て方まるわかりガイド」さん、ありがとうございます!
ただ、いずれにしても、普通のごみよりは安全面の配慮が必要で
ひと手間かかる面倒さはありますので、
ご自身にとって最適な用途はもちろん、捨てる際のことも含めて電子機器を選ぶと
後々手間取らず、ストレスなく長く使うことができるのではないかと思います(^^)/
ゴミを増やしたくないなら
繰り返し使える充電式電池もアリ
ゴミを大量に発生させたくない、大量の電池を持ち歩きたくない
近くに回収拠点がある都市部住まいの場合は
充電式の電池も便利ですよね。
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一度に大量に電池を消耗するのであれば、
1セット使っている間に、予備の電池を充電して
繰り返し使うこともできますし。
わたしも充電式電池に切り替えるか迷っていますが
しばらくはアルカリ乾電池でいいかなぁ。
というわけで、電池の捨て方に迷っているかたのご参考になったらうれしいです!
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