ショパンエチュードの中でも迫力があって大好きで
いつか弾いてみたかったオクターブ進行づくしの曲、
エチュードOp.25-10 ロ短調。
その名の通り、「オクターブ」という別名で呼ばれることもあるそうです。
激しい主題と再現部、
転調して穏やかな中間部という、
ショパンさまの曲らしい構成です。
この曲、革命や木枯らしに次いで疾走感があり
かっこよくて聴きごたえがある割に
あまり弾いている人見かけないのですよ。なんでだろう。
コンクール向きではないのか、たまたまなのか、マイナーなのか…
次の木枯らし(Op.25-11)に持ってかれちゃってるのかしら。
(たしかに木枯らしもかっこいいですよねっ)
2回目、オクターブ上になる主題の手前の
6度の不穏なハモりが好きです!
オクターブの連続で腱鞘炎になりそうw
軽く譜読みしてみたらけっこう手を拡げなきゃなくて
アジア人女性では無理かな…と思いましたが、弾けました!
わたしは小柄なほうで、手も大きいわけでもないので
そこのあなたもきっと弾けるようになるよ!という励みになればと(^O^)
好きな曲なので、ついつい家でも勢いよく弾いてしまい
苦情がこないかヒヤヒヤものでした〜
好きな曲を自分で弾けるようになるのって幸せですよね。
それにしても猫背がひどい…泣
練習期間
夏の終わりをアップした後くらいから弾き始めたので
2ヶ月くらいと思います!
難易度・弾いてみた感想
カワグチ的難易度…
-
レベル5
弾けるようになるまで苦戦した
渾身の一曲です! -
レベル4
なかなか弾きごたえのある曲でした…!!
-
レベル3
難易度はそこそこですが
一癖ある曲でした -
レベル2
すぐ弾けるかなと思いきや、ちょっと手間取りました
-
レベル1
弾きにくい箇所が少ない分、
表現力が問われます
中間音をキープしながらのオクターブ進行が続くので
指を開いたままになります。
腱鞘炎に注意
指の動きを慣れると意外と大丈夫になってきますが
慣れていない譜読み段階では、手を開いたままになるので
練習しすぎによる腱鞘炎には注意です…!
わたしも1時間くらいが限度です〜
1-5でジャンプしていくのではなく、
4と5、たまに3(!)の指を使いながら
這うようにして進行していくのが滑らかに弾くコツ。
指番号を守って正確かつ綺麗に弾こうとすると
ぐちゃってなってしまいやすいので慣れるまでは少し大変かも。
弾きにくいクセは少ない
同じメロディーの繰り返しで、メロディーにもあまりクセがないので
暗譜はしやすいです!
決して簡単とか弾きやすいというほどではありませんが、
カワグチはオクターブ進行系の曲が得意なのもありまして
譜読みがそこまで手こずらないのと、
ほとんどが隣の音にスライドするので、次の音に迷いにくいので
個人的な難易度は他のエチュードほどではなく感じ、4か3かで迷って3にしました!
10-1より少しとっつきやすいかったです。
意外と穏やかな中間部のほうが
和音が離れていて、きれいに弾きにくいかな。
使用した楽譜
演奏曲「エチュードOp.25-10 ロ短調」の詳細情報
- 作曲家・
アーティスト名 - ショパン(F.Chopin)
- ジャンル
- クラシック
- カワグチ的難易度
- 3
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