ラヴェル / 鏡より「蛾」
（Ravel / “Mirrors” Noctuelles）

ドビュッシーの延長で弾こうかと思ったのもあり
中級くらいかと思いきや…

めちゃくちゃ弾きにくい(T_T)

憶えにくい不協和音

既存のクラシックの指運びや和声、リズムとも違う
捉えがたいリズムと不協和音が続くので
なかなか頭に入って来なくて苦労しました。

まるで、意味をなさない文字の羅列を棒読みしているようで
1ページ譜読みするたびに
「…わけわかんないっ(T_T)(T_T)(T_T)」
となって、いっこうに進まない。

指運びもいつものザ・クラシックの進行ではないので
指がもつれて弾きにくい。

そこが不思議なメロディーのミソなのですけれど
聴いたインパクトよりも実際は地味に難しいというか、弾きにくい曲で
曲らしくなるまで、1年くらいかかってしまいました。
（まだきれいには弾けない）

ピアニッシモの部分がメインなのもあり
撫でるようにサラサラっと弾いたほうが弾きやすいかなと思います。

クチコミにも弾けない曲と評されていた

練習し始めた頃、たまたま見かけた質問サイトで
ラヴェルの「鏡」の難易度についての投稿を見かけまして。
（たしか、幻想即興曲を弾けるレベルだったら、ラヴェルの鏡は弾けますか？的な質問だったはず）

絶対に弾けません。
鏡は相当難しい。
いじわるでいっているのではなくて本当に難しいのです。そう簡単に弾けません。
全音ピースなら一番難しいレベルになるでしょう。

ショパンのエチュードより少し難しいです
鏡はラヴェルの繊細なテクニックが満載です

ピース難易度だとＥ～Ｆですね。「蛾」「鐘の谷」がＥであとはＦではないかと思います。
この曲集は聞いた感じだと弾きやすそうなのですが、実際に譜読みをすると意地悪なくらい難しいです。
「道化師」なんか人気ありますけど、音大生でもまともに弾ける人は少ないでしょう

というクチコミを見かけまして震えあがったのですが
あながち大げさでもない気がしました(^^;

他の曲は知らないけど

• そう簡単に弾けません
• ショパンエチュードより少し難しいです

には完全に同意っ！