ショパン / エチュード Op.10-1「滝」
(F.Chopin / Etude Op.10-1 “Waterfall”)

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有名なショパンエチュードの1曲目
Op.10-1「滝」です!

単純な進行に聞こえますが、意外と難易度が高いようでして
「プロにしか弾けない」と形容している方も見かけました。やった!笑

壮大で晴れ晴れとした気持ちになれるので
朝やピアノを弾き始めるときのラジオ体操的な(?)一曲としてぴったりな、爽やかな曲です!

メジャーコードなので弾いていても晴れやかな気分になるし、
行き来する右手が鍵盤の上を泳いでいるようで、とても気持ち良く弾けます(^^)/

わたし的には、上から下に落ちる滝というよりは
寄せては返す、行ったり来たりする「流れるプール」みたいな印象の曲ですが
この曲が作られた当時は、流れるプールなんてなかったことでしょう。
ショパンさまなら、「プールのワルツ」とか作ってくれそうですね。

練習期間

なんとなくちまちま練習していたら
1年くらいダラダラとかかってしまいました。

なぜかへぼへぼの時期から練習中の動画を撮っていたので
成長の記録をダイジェスト動画にしてみました。
こんな状態からでも弾けるようになりますよっ!というご参考にどうぞ。

ちなみに最後の映像はお仕事帰りに練習中なので
サザエさんみたいな髪型でお恥ずかしいですが、気にしないでください…^^;

ダラダラと譜読みしていたのですが
3月頃にふと「もしかして演奏会に使えるかも?」という希望が見えてきたので
そこから頑張って集中的に練習してみました!

ピアノって、ある時を境に弾けるようになったりするものですが
そこを乗り越えるまでがけっこう大変ですよね。

難易度・弾いてみた感想

カワグチ的難易度…

  • レベル5

    弾けるようになるまで苦戦した
    渾身の一曲です!

  • レベル4

    なかなか弾きごたえのある曲でした…!!

  • レベル3

    難易度はそこそこですが
    一癖ある曲でした

  • レベル2

    すぐ弾けるかなと思いきや、ちょっと手間取りました

  • レベル1

    弾きにくい箇所が少ない分、
    表現力が問われます

エチュードの最初の曲だし、ハ長調で素直そうな曲だし、アルペジオをずっと弾いてくだけだし、
と、簡単そうだと思って弾いてみましたが、
音が飛ぶので距離感をつかむのにコツが要りました。

中間部が特に指がもつれやすくて難しかったです。

重たいピアノだと、なかなか流れるように音が出にくかったり
逆に軽いピアノだと、ほかの鍵盤に指が触れて余計な雑音が入ってしまったり
弾くピアノによっても意外と調整の要る曲でした。

あと、速いテンポで音階を行ったり来たりするので
重心を持って行かれすぎないよう、体幹力が要ります。

にょいーっと左右に体が伸縮する様は、人間アコーディオンになった気分。
ボーっとしていると左右に振られて目が回ってきて、椅子から落ちそうになりますw

指の運びが単調で規則的なぶん、
表情のつけがいのある曲です!

ここで弾きました

演奏会で弾かせていただきました(^^)

演奏に失敗して夢を恥じた帰路。~ピアノの悲しみはピアノで癒す~

溺れかけているような余裕のない演奏で悔しいので
撮り直しました!

使用した楽譜

演奏曲「エチュードOp.10-1「滝」」の詳細情報

作曲家・
アーティスト名
ショパン(F.Chopin)
ジャンル
クラシック
カワグチ的難易度
4

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